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「乗り換えるね♡」ウソだろ…。彼女が浮気。突然フラれた僕を待っていたのは…運命の出会いだった!?

僕が今交際している女性と出会ったのは、元カノからフラれた直後のことでした。「こんなこと現実にあるんだ」と思ってしまうほどドラマのようなあっけない別れから、運命的な出会いとなった僕ですが、その後も元カノには振り回されることになりました……。

よりによって会社の前でフラれた僕

ある仕事終わりのことです。会社のビルを出ると、彼女と僕の親友が並んで立っていました。

 

2人は食事の場などで会ったことがある「知り合い」程度だと思っていたので、どうしたのかと声をかけると……。親友は、薄く笑いながらひと言。「悪いな。お前の彼女とはもう、そういう仲なんだ」と。彼女からも、「彼のほうが頼りがいがあるから乗り換えるね」とあっけらかんとした表情で言われてしまい、僕はこうして親友に彼女を取られるかたちでフラれてしまったのです。

 

どうやら食事で会った際に連絡先を交換し、知らぬ間に深い関係になっていたようです。

 

ただこのときの僕は「どういうことだ?」と状況に追いつくことが精一杯。しばらくの間、呆然と立ちすくしてしまいました。

 

居酒屋で運命的な出会い

そして気づけばひとり最寄りの居酒屋へ。カウンター席でビールを飲みながら、「どうしてこんなことに?」「彼女につらい思いをさせてしまったのか」「彼女とは昨日まで普通に連絡を取り合っていたのに」とひとり考えこんでしまいましたが、結局答えは出ませんでした。

 

そんなときです、隣に座っていた女性から、「何か、悩んでいることがあるんですか?」「よかったら話聞きますよ」と声をかけられたのです。

 

彼女もひとりで居酒屋に来ていて、隣で肩を落とす僕が気になって声をかけてくれたようです。結局答えは出ませんでしたし、ひとりで抱え込めないと思った僕は、先ほどの出来事を彼女に打ち明けました。すると彼女は僕の気持ちに共感してくれ、まっすぐ寄り添ってくれました。

 

親友と浮気?ありえない!! そんな人とは別れて正解だよ! もう気持ちを切り替えて飲んで食べて、元気出して!」と明るく励ましてくれて……。このときの僕にとって、そんな彼女の気づかいが、とてもありがたかったです。

 

その後、別れ際に僕は勇気を出して「また会えませんか」と伝え、彼女は「もちろん」と笑って言ってくれました。こうして僕たちは連絡先を交換し、また次の週末に飲みに行こうという話になりました。

 

元カノ「ヨリを戻したい」

気づけば、週末は彼女と飲みにいくのが定番になっていました。彼女といる時間はとても楽しく、自然体でいられました。次第に「彼女と今後も一緒にいられたら……」と思ってしまうように。ただ、「彼女と別れたばかりだし自分の思いを打ち明けづらい」とも感じていました。

 

そんなときです。ある仕事帰り、突然元カノからメッセージが届きました。内容は「話したい」「やっぱりヨリを戻したい」「あなたじゃないとダメだとわかった」といったもの。親友がいるのにどうしてこんなメッセージを送ってくるのかわかりませんでしたし、あの日、親友と一緒に僕の前を去っていった彼女の言葉を思い返せば、当然復縁する気にはなれませんでした。僕は彼女のメッセージを無視し、連絡先をブロックしました。

 

ただ、この行動が逆効果だったみたいで……。

 

ある仕事帰り、自宅前の街灯の下に人影があり……それは元カノでした。「少しだけ話したい」と言われましたが、ここまで来られたことにさすがに戸惑いました。けれど、曖昧にすると行動がエスカレートしてしまうと思った僕は、きちんと伝えることに。

 

「復縁はできない」
「別れると決めたのはきみだよ。都合が悪くなったから戻りたいっていうのは、勝手すぎる」

 

そうキッパリ伝えると、元カノは気まずい顔をしてそのまま去っていきました。その後、僕は念のため引っ越すことにし、元カノとの関係には完全に区切りをつけました。共通の知人によると、僕から親友に乗り換えたけれど、早々にケンカ別れをしていたそうです。だから僕に復縁を求めてきたのかな、なんて思ってしまいました。

 

意を決して自分の思いを伝えた!

引っ越しをして元カノとの関係に完全に区切りがつくのと同時に、僕は居酒屋で出会ったあの彼女に意を決して自分の思いを伝えました。そして晴れて、交際することに!

 

今も、週末は2人でさまざまな場所の居酒屋を巡りお酒を楽しんでいます。元カノには振り回されることになってしまいましたが、あのときフラれていなければ、居酒屋に行っていなければ、彼女に出会うことはなかったのかもしれないと思うと、傷ついた過去もムダではなかったのかな?などと考えてしまいます。

 

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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