次々と同じものをそろえるママ友に違和感
産後すぐに仲良くなったママ友がいました。最初は趣味が合うのだとうれしく思っていたのですが、私が使うベビー用品や洋服、さらには抱っこ紐まで次々と同じものを揃えはじめ、次第にモヤモヤした気持ちが募るようになりました。
決定的に違和感を抱いたのは、私が息子の名前の由来を話した数カ月後のことです。
そのママ友が、妊娠中の第2子にうちの息子と響きがほぼ同じ名前をつけると言い出したのです。
「これは偶然だよ?」と悪びれずに言われましたが、由来まで話した直後だっただけに言葉を失いました。驚きを通り越して、背筋が少し寒くなるような感覚さえ覚えたのです。
表面上は笑って受け流したものの、そこから少しずつフェードアウトするように距離を置くようになりました。
当時はどう対応していいかわからず、笑ってごまかすことしかできませんでしたが、今振り返れば距離を置くという判断は正解だったように思います。たとえ相手に悪気がなかったとしても、自分の心がざわつく相手とは無理に付き合わなくていい。そう気づけたことは、私にとって大きな学びです。
違和感のある関係を勇気を持って手放したことで、本当に気の合う人との時間をより大切にできるようになりました。おかげで今は、心から信頼できるママ友たちと、笑顔で子育てを楽しめています。
著者:田村香里/30代女性/現在妊娠8カ月でもうすぐ1歳になる息子を育てている。夫と3人暮らしで、平日はほとんど家で過ごしています。趣味はベビー服を見ること。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)