ノースリーブワンピで教会へ

初めての結婚式への参列だったので、気合いが入っていた私。新調したノースリーブのワンピースに身を包み、うきうきとチャペルに向かいました。
挙式前、ウェルカムドリンクを手に和やかに歓談していたときです。同席していた友人が私の服装を気にかけてくれて、「教会の挙式では、肩を出すのは控えめにしたほうがいいかもしれないわ」と、さりげなく助言してくれました。
慌てて持参していた薄手のスカーフで肩を隠そうとしましたが、うまくいかず。幸い、行き帰り用に持参していたジャケットがあったので、それを羽織ることにしました。ワンピースとジャケットの組み合わせは少々チグハグでしたが、大切な友人の晴れの日、できる限りの配慮をしようと思いました。
後日、アルバムの写真を見返すとたしかに服装の統一感に欠けていました。でも、この経験が私にとって、結婚式という場の持つ意味を考えるきっかけになりました。それ以降も結婚式に出席する機会がありますが、新郎新婦やご家族への敬意を込めて場に相応しい装いを心がけています。その日の思い出が、参列者全員にとって温かく美しいものとなるように願いを込めて。
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あのとき、やさしく声をかけてくれた友人のおかげで結婚式という人生の節目に寄り添う大切さを学ばせてもらいました。結婚式での装いは、単なるドレスコードではありません。新郎新婦への祝福の気持ちと、大切な瞬間を共に祝う参列者としての心づかいが形になったものだと思いました。
著者:春日みさと/40代女性・パート
イラスト/ゆる山まげよ
準備万端だと思っていたのに…!

先日、親戚の結婚式に出席したときのことです。着る予定だった服をクリーニングに出し、すっかり安心していた私。しかし当日、家を出る直前になってスカートのファスナーが壊れているのを見つけてしまい、急いで修理を試みたものの時間が足りず……。
結局、別の服にバタバタと着替えてから出発したせいか、式場に着いても落ち着かず、座る場所を間違えてしまったり、祝辞を言うタイミングを逃してしまったりと散々でした。
後になって振り返ると、もっと早めに細かいところまで確認しておけばよかったと痛感しました。冠婚葬祭のような大切な場では、着る物を含めて事前の準備をしっかり整えておかないと、本番で焦ってしまうと実感した出来事でした。
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今回は慌ただしく始まり、ずっと落ち着けないままだったので、今後はもう少し時間に余裕を持って段取りを組んでおこうと思います。
著者:河合夏帆/50代女性・会社員
まとめ
結婚式での服装やマナーは、新郎新婦への祝福の気持ちを形にするためのもの。基本的なマナーなどは事前にしっかり確認し、さらに余裕を持って準備も済ませておきたいと気付かされるエピソードでしたね。そして、心からお祝いの席を楽しみたいものですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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