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更年期で爪がボロボロ。机にぶつかるだけで割れる爪。私が甘皮に塗り続けた意外なものとは

4人の子どもを育てていた私はネイルとは無縁で、健康的な生活を送っていたので爪のトラブルが起こったこともありませんでした。しかし更年期を迎えてから爪が欠けやすくなり、閉経を迎えるころには割れてしまうのが日常茶飯事となったのです。パソコン作業が欠かせない私が、爪を保護するために始めたネイルケアについてお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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机に爪がぶつかると割れる!

仕事の資料を机に置こうとしたときに、誤って爪をぶつけてしまうことがあります。若いときは痛みを感じるだけで済んだのに、近ごろは必ずと言っていいほど爪が欠けたり割れたりするようになりました。

 

更年期を迎えて洗い物の後はハンドクリームを塗るようにしていましたが、割れた爪を見ると乾燥しているように感じたのです。

 

気になって調べてみると、爪の先端から根元に向かって割れることが多いのも乾燥と関係しているようでした。

 

食生活の見直しからスタート

バランスの良い食事のイメージ

 

爪の主成分はケラチンと呼ばれる繊維たんぱく質ですが、更年期を迎えて女性ホルモンの分泌量が減少すると体内でケラチンを保ちにくくなるようです。

 

私は更年期対策として女性ホルモンと似た働きを持つイソフラボンを含む大豆製品を食べることは意識していましたが、ダイエットを目的に肉や魚を食べる回数を減らしていました。

 

ケラチンを保持する上でたんぱく質が大事だとわかってからは、肉と魚介類と卵を意識して食べています。また薄い爪を固く丈夫にしてくれる作用があるビタミンAを摂取するため、鶏レバーや緑黄色野菜も食習慣に取り入れました。

 

 

甘皮部分をしっかり保湿!

ネイルケアのイメージ

 

娘にネイルオイルをプレゼントされたこともあり、爪のケアとして用いていました。生えた爪だけをケアしても、もろさは改善されませんでした。

 

原因を調べてみると、爪の甘皮部分が乾燥したままでは生えてくる爪がもろくなることを知って驚きました。そこで爪の甘皮をケアする際には保湿が期待できる顔用の乳液やクリームを使うことにしたのです。

 

1カ月ほど甘皮の保湿ケアを続けたところ、爪の状態が良くなってきたように感じます。爪が欠けたり割れたりする頻度も減りました。

 

まとめ

更年期になり肌や髪の乾燥は覚悟していましたが、爪までもが全身の乾燥(ドライシンドローム)と関連しているとは意外な驚きでした。これまでは生えた爪にオイルを塗るだけでしたが、新しく生えてくる爪の健康のために「甘皮の保湿」が重要だと学んだことは大きな収穫です。食生活の見直しと日々の保湿ケアを習慣にし、これからも体全体の変化に丁寧に向き合いながら、元気に美しく年齢を重ねていきたいと思います。

 

【久野先生からのアドバイス】

爪も、髪や肌と同じように乾燥します。健やかな爪を保つためにも、日々の保湿ケアは非常に有効です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:サトウユカコ/50代女性。広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。

イラスト/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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