もうお浸しにしない!小松菜の新しい楽しみ方
テレビ朝日系列『家事ヤロウ!!!』で料理研究家・リュウジさんが紹介していた「無水小松鍋」。指原莉乃さんや女優・高畑充希さんをゲストに迎えた年末スペシャルでも大きな反響を呼んだメニューです。
番組公式Instagramには「簡単で美味しかったです」「家族に好評ですぐリピします」「鍋の定番になりそうです」といったコメントが寄せられていました。
たっぷりの小松菜と豚バラ肉をニンニク、ごま油で風味付けした無水調理鍋。想像しただけで食欲が掻き立てられます。
さっそく作っていきましょう!
リュウジさん「無水小松鍋」のレシピ

材料(小松菜約300g分)
・小松菜…270g〜300g
・豚バラ肉…200g
・ニンニク…2片
・ごま油…大さじ3
・酒…大さじ6(90ml)
・白だし…大さじ1と1/2
・刻んだ小ねぎ…適量
・いりごま…適量
今回購入した小松菜1袋の重さは約200gだったので、1袋半使いました。
作り方①ニンニクを粗みじん切りにする

ニンニクをつぶして芯を取り、粗みじん切りにします。
作り方②小松菜と豚肉を切る

小松菜の根元を切り落としてよく洗い、3cm幅に切ります。豚バラ肉は3〜4cm幅に切りましょう。
小松菜は根元の部分に土がついていることが多いので、切ってから洗った方が汚れが取れやすいですよ。
作り方③お鍋に小松菜と豚肉を入れる

お鍋に小松菜の茎の部分を入れ、葉をのせます。小松菜の上に豚バラ肉を敷き詰めましょう。
我が家の土鍋は小さいので、豚バラ肉を一番上にのせると、肉同士がくっついて塊になってしまいそう。そこで、茎→豚バラ肉→葉→豚バラ肉の順に重ねました。
作り方④フライパンでニンニクを炒める

フライパンを熱してごま油を引き、ニンニクを入れて“柴犬色”になるまで炒め、③に油ごとのせます。
リュウジさんいわく、ニンニクは始めは強火、油がシュワシュワしてきたら弱火にして柴犬色になるまで炒めるのがポイントなのだとか。
柴犬色は独特の表現ですが、確かにきつねより柴犬の方が見る機会が多いからわかりやすいですね!
作り方⑤20分煮込む

酒と白だしを加え、フタをして弱火で20分煮込みます。

刻んだ小ねぎといりごまをふりかければ完成です!いりごまはひねりながら入れると香りがしっかり出ます。
バクバクいけるやみつき鍋

水は一切使っていないのに、たっぷりのお酒と小松菜の水分のおかげでつゆがグツグツ!熱々を頬張ると、じっくり煮込んだ小松菜の甘みと豚バラ肉の旨みが押し寄せてきます。

そして、パンチのあるごま油とニンニクの香り。味付けは白だしだけなので、塩気はかなり控えめです。
このレシピは、リュウジさんのYouTubeでも紹介されていて、動画内で「塩かポン酢で食べてください」と話していました。

塩(分量外)をひとつまみかけてみると、味がキリッとして小松菜と豚バラ肉の旨みが引き立ちます。
ポン酢(分量外)で食べると酸味が加わってさっぱり味に。いろんな楽しみ方ができますよ。

ただ、たっぷりのごま油と豚バラ肉を使ったせいか、油分が多くて最後の方はちょっと重たく感じました。
あっさり系が好きな方は、脂身が少ない豚肉を選ぶか、ごま油の量を控えめにするのがおすすめです。
【おすすめアレンジ】シメはうどんで!

リュウジさんはYouTubeで「シメはうどんや中華麺を入れると良い」とお話しされていました。
そこで今回はうどんを入れてみることに。残ったつゆに塩とうどん(分量外)を入れて煮込めば完成です。
一本一本に小松菜と豚肉の旨みが染み込んでいて、シメまでしっかり美味しい!ポン酢や七味をプラスして味変するのも良いですね。
小松菜の大量消費レシピ
小松菜をクタクタになるまで煮込んだ無水調理鍋。豚バラ肉の旨みとニンニク、ごま油の風味がしっかり効いた、パンチのある味わいでした。
いつものお鍋に飽きたとき、小松菜の使い道に迷ったときにはリュウジさんの「無水小松鍋」を、ぜひお試しあれ!