息子「どうしたの？分け目が薄いよ」鏡を見ると頭の輪郭が…40代で決意した高額ケア

 

私は元々髪が細く、ボリュームがありませんでした。ただ、美容師さんには「量はあります。細いだけですよ」と言われ、扱いやすい髪なのだと、それなりに気に入っていました。

 

しかし、座っている私の後ろを通った息子に「髪、どうしたの？ 分け目が薄くなっているよ！」と指摘されたのです。すぐに鏡で確認すると、分け目の部分がしっかりと白く浮き上がり、全体に髪が薄くなっていました。そしてさらに、正面から見ながら前髪を上げてみると、すっかり前髪も少なくなり、その髪の間から地肌が見え、頭の輪郭がしっかりと確認できたのです。

 

ただでさえ私の髪は細いのでボリュームに欠けていましたが、まさか量が減ってしまうとは……。それからというもの、自分の髪はもちろん、他人の髪も気になってしまう日々が続きました。

 

 

ちょうどそのころ通っていた皮膚科の待合室に薄毛についての記事が出ていたので、診察の際に思い切って髪について聞いてみると、「そうだね、薄くなってきているね。今、女性でも多いんだよ」とサラッと先生はおっしゃいました。

 

これはどうにかしなければならないと正面から向き合う決意をし、美容室で相談してみました。すると、特に驚いた様子はなく、5種類のヘアケアアイテムを紹介してくれました。5種類のアイテムは、端から少しずつ機能性が高くなっていくように並べられました。もちろん、お値段も端から少しずつ高くなっていきました。

 

まずは真ん中くらいで試してみようと思ったのですが、どうせ時間やお金をかけるなら、内容もお値段も一番高い物から試してみよう！と、思い切って最後に紹介されたものを手に取り、決意を固めました。これはケラスターゼの「アドジュネス」です。洗髪後に地肌に直接スプレーし、軽くマッサージしたら乾かすだけなので、とても使いやすいものでした。

 

 

使用し始めて4カ月たったころでしょうか。毎日スプレーしていた頭頂部を触ると、ふわっとした、柔らかいけれど弾力のある感触がありました。たしかにペタっとしていたはずの髪は、しっかりとした感触に変わっていました。

 

すぐに息子に確認してもらうと、「髪、なんだか印象が変わったよ！」とうれしいコメントが返って来ました。鏡で見てみると、前髪もしっかりとハリ・コシが出てきたようで、前髪を上げてみても髪の間から頭の輪郭が確認されることもなく、確実に髪はボリュームアップしているようでした。

 

お値段の高さにちょっと覚悟が必要だったものの、結局1本で6カ月使うことができ、うれしい変化が感じられたことに大満足です。今は2本目に突入していますが、すっかり薄毛の心配もなくなり、髪の分け目を気にすることもなくなりました。

 

薄毛という悩みを、まさか自分が40代半ばで抱えるとは思っていませんでした。しかし、図らずも発覚した薄毛に真剣に向き合った結果、何とか気にならない状態まで改善できました。あのとき、思い切って一番内容も値段も高い物を選んだことが今回の良い結果につながったのかはわかりませんが、加齢による悩みに対して先延ばしにせず、自分に合った対策を早く始めたことは間違えてなかったかと思います。これからも薄毛対策には気を抜かずに、対応していきたいと思います。

 

※本記事内の価格表記は、すべて消費税込みの価格です。

 

【久野先生からのアドバイス】

女性の薄毛（FAGA）は、治療が可能な悩みです。クリニックでは一般的に、ミノキシジルやスピロノラクトンの内服薬と外用薬を組み合わせて治療をおこないます。市販のシャンプーなども多くあります。ただ、薄毛の治療は早いほど納得の結果につながりやすいため、薄毛が気になる場合はまずは専門家に相談してみることをおすすめします。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者：横川はるみ／40代女性・シングルマザー。息子と亡き夫に支えられて、前向きに暮らしている。

イラスト／サトウユカ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています