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「服で二段腹を隠せない」40代で痩せなくなった私。5kg減量のために変えたことは

若いころは食事を抜けばすぐに落ちていた体重も、年を重ねるごとに落ちにくくなり、気付けば至るところにぜい肉があふれ出て、服では隠せなくなっていました。「このままではヤバイ……」とダイエットをしてみましたが若いころとは違いまったく痩せず……。どうすれば痩せられるのか頭を抱える日々。そんな体型の崩れに悩み、痩せにくかった私の体験から、5kg減量できたダイエット法を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師沢岻美奈子先生
女性医療クリニック院長

乳がん検診を含め、女性特有の検診をワンストップでできる神戸の婦人科クリニック「沢岻美奈子女性クリニック」院長。市検診や企業検診含め、年間約3000件の検診をおこなっている。乳がんサバイバーも多い更年期世代の患者さんとのやりとりを通じて日常の診察で感じ考えることや、女性のヘルスケア専門医目線での医療情報をInstagramに毎週投稿し、podcastでも「女性と更年期の話」で発信している。
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私の体型の悩みランキングTOP5

アラフォーの私の体型の悩みTOP5はこんな感じでした。

 

①「おなか周り」 →二段腹が服でごまかし切れない!

②「脚」→両脚の間に隙間がない!

③「おしり」→肉が垂れているので足が短く見えちゃう!

④「背中」→後ろ姿が悲しい! はみ肉が隠せていない……。

⑤「二の腕」→ぷるぷる揺れる~。

 

ゆとりのある服を着たり、丈の長いトップスを着て隠したりしてみましたが、完璧には隠せませんでした。太っていることに変わりはないからです。

 

ダイエットをしても痩せたことのない私が本気でダイエットをしようと決意したのは、大好きなアパレルショップの服が着られなくなったことが最大の理由でした。「私は残りの人生、“隠す服”よりも“見せられる好きな服”を着たい」。そう思って、ダイエットを決行しました。

 

3人産んだ30代は骨盤矯正ストレッチが◎

私は3回の出産経験があり、出産するたび体重とぜい肉が増加していきました。お金をかけずにダイエットをしたかった私は、自宅でできる骨盤矯正ストレッチをおこなうことにしました。

 

私がおこなったストレッチは「あお向けになり、両膝を立てて左右に倒すストレッチ」と「あお向けになったまま、足の裏を床にくっつけ、おしりと腰を上げ下げするストレッチ」などです。これを毎日20回おこなうと、産後太りと腰痛の悩みが気にならなくなりました

 

きつかったズボンにはゆとりができ、腰も軽くなったように感じます。骨盤矯正のストレッチは、すぐに成果が目に見えるものではないですが、続けたことで産後ずっと悩まされてきた腰の痛みが軽減されたり、体の不調が改善されてきました。

 

そして、冷え性で冬は常に腹巻きや靴下が必需品だった私が靴下と腹巻きいらずになったのです。3回目の出産後の32歳で、1回目の出産前から10kg増えていたのが7kg減って、さらにおなか周りも11号から9号にサイズダウンしてうれしいことだらけでした。

 

 

年代別で違う!?40代に合うダイエットは

産後に骨盤矯正ストレッチで痩せたのもつかの間、年々老いにはかなわず、少しずつボディラインの崩れが見えてきました。ダイエットを試みても30代のころ手応えがあったダイエット法も今は思うようにいかなくなり、ネットで調べたら30代以降は年を取るにつれて筋力が低下するとか……。

 

なら、40歳になった私はなおのこと筋力の低下が加速して、どんどん痩せにくくなっていくのではと。そこで「よし! それなら筋力をつけよう!」と思った私は、3食はしっかり食べつつ1日数分間の筋トレを実行することに。5カ月もかかってしまいましたが、見事に65kgから60kgになり、マイナス5kgのダイエット成功となりました!

 

筋トレといってもハードなものではなく、ながら運動で十分。「寝ながら脚上げ」、「スマホ触りながら腹筋」など、ゆるーく運動をし、回数も1日10~20回など、すぐに終わる回数しか頑張りませんでした。

 

ただ、必ず毎日続けることだけを目標にしていました。また、20代のころは1日に1食抜いたりするだけで体重が落ちていましたが、食事を抜くと筋力が落ち、痩せにくくなるとダイエットを専門とした整体師に聞きました。筋力が落ちてしまうのは、アラフォーの私にはNG。なので、逆に3食をしっかりとるようにしました。

 

まとめ

30代では頑張ったらすぐに2カ月ぐらいで成果が出て、やる気にもつながっていましたが、40歳にもなると結果が出るまでに時間がかかるように。そのせいで、何度も心が折れていた私。いつも体重の数値ばかり気にして、結果が見えないとすぐに諦めていました。

 

なので、今回は体重計に乗るのは1週間に1回だけに。それにより「痩せなきゃ」と追い詰められることなく、心にゆとりを持ったままダイエットを続けることができました。そして無理なく気長に体質改善し、痩せやすい体に変えていきました。

 

この経験から、40代のダイエットは食事で筋力を維持しつつ、小さな運動でも毎日続ける「継続力」が何よりも重要だと学びました。結果を焦らず、心にゆとりを持って取り組んだことが、悩みの解消とダイエット成功につながったのだと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:井村麻美/40代。3人の子どもを持つ主婦。毎日子育てと家事に奮闘中。40代に入り、より一層健康と美容に気をつかうようになった。

イラスト/すうみ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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