両親と和解。そして妊娠
「私にはマサトしかいないの」
強引に結婚したものの、やはり両親には認めてもらいたい思いが強く、私は説得を続けました。
そして、ようやく両親に認めてもらい……。












必死に説得し、ようやく両親にマサトさんとの結婚を認めてもらえたマミさん。それを祝福するかのように、妊娠がわかりました。
妊娠中、マサトさんは足をつったマミさんを気にかけたり、一緒に胎動を喜んだりと、献身的に支えます。
しかし、マミさんのおなかが目立ち始め、体調が安定してくると、徐々にマサトさんの言動が変化していき……。
「しっかり者になるんだぞ」
「ママは不器用だからママみたいになるなよ」
などと、マミさんのおなかに向かって話しかけるマサトさん。
おなかを蹴ったと喜ぶマミさんに対して「ママごはん作るの遅いよって言ってるんだよ」と、マミさんをバカにしたような発言が増え、モヤモヤするマミさんなのでした。
◇ ◇ ◇
妊娠中は献身的にサポートしてくれていたマサトさんですが、おなかの赤ちゃんへの「ママみたいになるなよ」といった言葉には、トゲを感じます。マミさんを遠回しに否定しているようでモヤッとしてしまいますね。
幸せな時期だからこそ、マミさんのようにモヤモヤすることがあっても「考えすぎかな?」と違和感に蓋をしてしまう人は多いもの。しかし、相手を尊重していれば、パートナーをおとしめるような発言は出ないはずです。その小さな「ん?」という違和感は、のちのち大きな問題へと繋がるサインかもしれません。自分の心のセンサーを信じることも、自分を守るために大切なことではないでしょうか。わだかまりが大きくなってしまう前に、きちんと自分の気持ちを伝えて、パートナーとは尊重し合える関係を築きたいですね。
ゆる山まげよさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ゆる山まげよ