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「痛くて洗い物すらできない」結婚・出産で突如手の甲がひび割れ!病院で診断された病名は

肌トラブルなど無縁だった私ですが、結婚・出産を経験した途端、ひどい手荒れに悩まされるようになりました。今まではかさついても、市販のハンドクリームを塗ればツヤツヤになったのに、あるときを境に何をやっても治らない、洗い物すらできなくなる、赤ちゃんのお世話がつらいという状態に。そこで皮膚科を受診して診断されたのは……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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気が付けば水仕事ばかりの毎日

結婚前まで実家に住んでいたので、ろくに家事をしてこなかった私。洗濯・洗い物、水仕事は母親に任せきりでラクをしていましたが、結婚してからはそうもいかず、毎日水仕事をしました。ただし、夫婦2人分の洗濯や食器洗いなので、手荒れなどもなく楽しい新婚生活を送っていました。

 

結婚をして2年もせずに、子宝に恵まれて男の子を出産。すると毎日の子育てで水仕事が多くなり、手を酷使することが増えていきました。皮膚は他の人よりも丈夫で手荒れなどとは無縁と思っていましたが、ある日突然、手の甲がひび割れてしまいました。

 

ちょっとガサガサするなという程度に思っただけで特に気にせず生活していましたが、洗い物をするたびにひびがひどくなってきて、手を曲げることすら痛くなってしまいます。でもハンドクリームを塗れば治るでしょ!と思っていたので塗っていましたが、1カ月が過ぎても手荒れが治らないのです。

 

ぱっくり割れ!これは大変だと病院へ

あまりにも痛いので母親に相談すると「主婦湿疹じゃないの?」と言われました。私は主婦湿疹は発疹が出るのだと思っていたので違うのではないかと思いましたが、母親いわく家事をする人や水を多く使う仕事の人がなる手荒れということなので、主婦湿疹であってもあまり気にすることではないとのこと。「気にしなくても自然によくなるはずだ」というのがわが母親の持論でした。

 

母の言葉を信じてハンドクリームを塗って過ごしていましたが、さすがに手が痛すぎると皮膚科へ行くことにしました。すると皮膚科での診断結果も「主婦湿疹(手湿疹)」ということで、しかも私の場合は少し症状がひどくなっていたらしく、もっと早く病院に行けばよかったと反省したのです。

 

病院の先生の話では、主婦湿疹は手を守っている角質層が減ってしまうことで起きるそうなので、水仕事が多い人は角質層が減りやすく、炎症などが起きるということでした。私の主婦湿疹の症状はいわゆる「カサカサタイプ」。場合によっては水疱ができてジュクジュクになってしまう人もいるそうです。どちらにしても家事をする場合には痛みを伴い、再発を繰り返すしてしまう人が多いとのことでした。私はジュクジュクタイプだけを主婦湿疹だと思っていたようでした。

 

主婦湿疹の治療はまず保湿が大事ということで、保湿剤とワセリンで皮膚を保護していくことに。しかし毎日水仕事をしているので、実際に保湿をしっかりおこなっていても、十分できている感じはしません。やはり保湿が足りていなかったのか、症状が落ち着くまでに半年以上かかりました。

 

 

おさまったと思っても主婦湿疹の繰り返し

病院へ行って保湿剤とワセリンで念入りにケアをおこなったことで、あんなに苦しんでいた主婦湿疹は良くなりました。ただし、季節の変わり目や冬場、そして38歳で2人目の子どもを出産して、また水仕事が増えると、主婦湿疹が再発したのです。 

 

出産後は特にひどく、子どもを抱きかかえることもつらいときがありました。あまりにひどいので病院へ行きましたが、ワセリンと保湿剤をもらってくるだけだったので、それ以降は病院からもらっていたワセリンと市販の保湿剤でケアをしていました。その後もその時期ほどのひどさではありませんが、口唇ヘルペスになったり乳製品の摂取で発疹が出たりなど、体調不良になると手の甲が赤くなってかゆくなってきます。

 

今の対策としては水仕事をなるべく減らすことと、手の保湿だけでなく体の中の水分量を増やすために、水分を多めにとるようになりました。

 

まとめ

主婦湿疹になって10年以上、完全に治る状態にはなっていませんが、この経験を通じていくつかの学びがありました。それは、「手荒れは体質や体調の変化を映す鏡である」ということです。以前は市販のハンドクリームで簡単におさまっていたものが、出産や年齢を重ねることでおさまりにくくなったのは、加齢だけでなく、手を守る角質層のケアを継続的におこなうことの重要性を教えてくれました。

 

現在では、水仕事を減らすことや、体の内側から水分をとること、そして何よりも「保湿は治療であり予防である」という考えのもと、顔のスキンケアと同様に念入りにワセリンや保湿剤でお手入れを欠かさないようにしています。手は一番自分の目に入る部分です。きれいに保つためにも、「おさまった」と思ってもケアをやめないことが、主婦湿疹との長い付き合いにおける最も大切な教訓だと感じています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:サトミオリ/40代主婦。小学生男子2人に振り回されながら毎日大騒ぎの育児。子どもたちに振り回されているせいか、年齢のせいなのか、次々と体の不調が出てきている。一つずつ完治をさせながらも、年になったなぁと凹んだりしていている。

イラスト/おんたま

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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