「男でも、怒鳴られたら怖いんだ」指示待ち夫になった原因は私？夫が衝撃告白！ #1から10まで説明させんなよ 40

ぎっくり腰になってしまい痛みで動けないキリ子さんは、夫に朝昼の食事の用意を頼みますが、白ご飯だけ出す・自動調理器だけ買ってきて食料は買ってこないなど的外れな行動が続き夫婦喧嘩に。

 

寝室で休んでいると、今度は食事をしていたマリちゃんが、喉に食べ物を詰まらせて倒れてしまいます。
キリ子さんは、夫に応急処置の指示を出してマリちゃんを救助し、「ろくに見守りもしなかったんだろ！」と激怒。

 

すると、マリちゃんが「ママやめて」と止めに入ります。

娘の命を危険に晒した夫が許せず「育児なめすぎ！」「私に怒られて当然」と怒鳴り続けるキリ子さん。夫は「最後までちゃんと聞いて」と、そのときの状況を落ち着いて伝えました。

実は、夫はマリちゃんと一緒に食事をしており、マリちゃんはパパと早く遊びたくて、大きな食べ物を口に詰め込んでしまったというのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリちゃんに「いつもの怖い顔やめて」と言われたキリ子さん。

夫に撮られた自分の写真を見て、自覚がなかったことに気付きます。

 

「私、女じゃん？ 怒鳴っても怖くないでしょ」と聞くキリ子さんに夫は、「男でも、怒鳴られたら怖いんだよ」と震えなら答えます。

 

「この家にいると……キリ子さんの前だと、萎縮して動けなくなるんだ」

 

今まで1から10まで言わないと何もできなかったのは、すぐに怒る妻が怖くて、自分で考えて行動できなくなっていたことが分かったのでした。

 

▼夫の的外れな対応に不満を募らせていたキリ子さんは、娘の事故をきっかけに「夫の育児放棄」だと決めつけ、強く責め立ててしまいます。しかし実際には、夫は娘と一緒に食事をしており、事故は娘自身の行動によるものでした。さらに、日常的に怒鳴られることへの恐怖から、夫が萎縮し自分で考えて動けなくなっていた事実も明らかに。

 

自分の表情は、案外自分では分からないもの。怖い顔をしているつもりはなくても、家族にとっては話しかけづらい雰囲気になっていることもあるでしょう。無意識の表情や声の強さが、家族に大きな影響を与えていることに気付かされます。私たちも日ごろの態度を気を付けたいものですね。

※暴言などは相手の尊厳を傷つける場合があり、また子どもの目の前で喧嘩をすることも子どもを傷つけるものとなります。内閣府の「DV相談ナビ#8008（はれれば）」に電話をかけると、最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながります。匿名でも相談できるので、ひとりで悩まずにまずは話してみてくださいね。