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「おばあちゃんはいつ死ぬの?」火葬場で息子が92歳の親戚に背筋の凍る質問→慌てて謝罪すると親戚が

お通夜や葬儀のような静かな場面でも、子どもは周囲の空気とは関係なく、いつもどおりに過ごしてしまうもの。動き回ったり、思わず口にしたひと言に、大人がヒヤッとすることもありますよね。

そこで今回は、お葬式の場で起こった子どもならではのエピソードをご紹介します。思わずハラハラしてしまうようなエピソードばかりですよ。

 

祖母の葬儀で、6歳息子が親戚女性に仰天発言!ママが思わず動揺した発言内容とは!?

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夫の祖母の葬儀は、当時6歳の息子にとって初めてのお葬式でした。それなりに手順は説明したものの、火葬場に行くとき、息子は「本当に焼くの? 本当に燃やしちゃうの? 」と驚いている様子。そんな様子を見た葬儀屋さんが気を利かせて、「高齢の方は火葬場に行かずお待ちになるので、お母さんとお子さんもこちらでお待ちいただいたらいかがでしょうか」と言ってくださいました。私はそのお言葉に甘えて、高齢の親戚と共に母子で待たせていただくことに。

 

しかし待つ間、息子は92歳の親戚のおばあちゃんに「おばあちゃんは、いつ死ぬの? 」と質問をしてしまい、私は激しく動揺しました。しかしおばあちゃんは「いいんだよ、人にはいつか死が訪れるのだから。興味を持つことも大切」と言ってくださいました。

 

悪気がないと伝わっていてよかったですが、息子の質問は完全に想定外。息子はまだ「失礼」という言葉をうまく理解していなかったので説明に困り、「いつ死ぬかは聞いてはいけないし、誰もわからないこと」だと言い聞かせました。このように多くの人が集まる場所での発言には、特に気をつけてほしいと思った私。この経験を通して、子どもへの教育について改めて考える機会となりました。

 

著者:坂本 慶子/40代女性・主婦/8歳の男の子を育てる、高齢出産をしたママ。まだおばあちゃんと言われたことがないのが密かな自慢。
イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇ 

 

小さな子どもならではの、まっすぐな質問でしたね。お葬式を初めて経験する子どもにとって、生死にまつわる場面は疑問がいっぱい。説明が難しい場面でも、親戚の方が優しく受け止めてくれたのよかったですね。

 

続いてご紹介するのは、祖母の葬儀に参列した1歳半の息子さんのエピソードです。緊張していたのかまさかの事態に!?

 

 

祖母のお葬式中に息子のおむつ替えをすると→思いもよらぬに事態に絶叫!?

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息子が1歳半のころ、私の祖母が亡くなりお葬式へ行きました。精進落としのごはんを食べた後、親族で写真を撮ろうという話になりました。ちょうどそのころ、息子がスッキリした様子だったので、私はおむつを替えに多目的トイレへ。

 

夫にも付き添ってもらい、おむつ替えを始めると、息子は私と夫と3人だけの空間に安心したのか、おむつを外した瞬間、ゆるゆるの第二波が大量に……おしっこも一緒に……!

 

一瞬の隙に、息子の服は盛大に汚れてしまい大惨事。夫と2人で慌てふためき絶叫しながら奮闘していると、私たちの声が外まで聞こえていたようで親族の笑い声が聞こえてきたのです。息子の着替えは持ってきていましたが、会場には持ち込んでいなかったため、おむつを替えて体はきれいに拭いたものの、汚れてしまった服を着せて外に出ました。

 

外にいた親族たちから「しんみりしていたけど、みんな笑顔になれたわ!」と声をかけられ、みんなで笑顔で写真撮影。その後は親族との談笑もほどほどに、息子を着替えさせるため泊まっていた実家に急いで帰ることになった私たち。祖母を亡くし、悲しかったですが、思わぬハプニングのおかげでみんなが笑顔になって、思い出に残るお葬式になりました。

 

慣れない場所に出かけるときは、繊細な息子のことを考えて、私や夫とだけで過ごせる時間や空間を作るようにしようと決め、他にも何があるかわからないので、着替えも多めに持ち歩くようになりました。

 

著者:松川 静子/30代・女性・専業主婦。発達グレーゾーンの男の子のママ。転勤一家。

イラスト:miyuka

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇ 

 

葬儀は長時間になるうえ、トイレにも気軽に行けないことが多いため、1歳半の息子くんを連れての参列は大変だったと思います。おむつ替えなども苦労があったはずですが、結果的に親族が笑顔になるようなハプニングになり、厳かな場の中でもほっと和む時間になったのではないでしょうか。


最後にご紹介するのは、祖父の葬儀中に起こったまさかのエピソードです。3歳の息子くんが仰天行動!?

 

 

祖父の葬儀の場でヒヤッ!→木魚に突進した3歳息子にママ大慌て!?

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数年前、私の父方の祖父が亡くなりました。当時末っ子の息子は3歳で、大人の言うことはあまり聞いてくれず、自分の興味があることや気になったものに対して一直線。TPOなどは一切関係なく、自由奔放に振る舞っている時期でした。

 

そんな息子とお葬式に参列したものの、お坊さんのそばに置いてある木魚がどうしても気になったようで、見つけた瞬間に太鼓のおもちゃだと勘違いし、私の制止を振り切って木魚めがけて走っていってしまいます。私は焦り、冷や汗をかきながら止めに入り、周りに「すみません……」と謝罪しながら止められて大泣きする息子をすぐさま別室へと連れて行きました。

 

あのときは周りの方がやさしくて「大丈夫だよ」と言ってもらえて助かりましたが、本当にヒヤッとする体験でした。子どもの興味は止められないもので、親がついていてもその行動力の高さに驚かされることばかりです。しっかり目を離さず、わかりやすい説明を事前にきちんとしておくのはとても大切だと実感しました。後日、息子にはやさしくわかりやすく説明したので、翌年にあったお葬式でそのようなことをすることはありませんでした。

 

著者:鈴木 夢子/30代女性・パート/14歳と13歳、9歳、7歳の子どもを育てるシングルマザー。趣味はお菓子作り。

イラスト:赤身まぐろ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています。

 

◇ ◇ ◇ 

 

お葬式のように普段とは違う雰囲気の中では、見慣れない木魚が気になってしまうのも、小さな子どもにはよくあること。お母さんが焦ってしまう気持ちもよくわかります。どうしても騒いでしまうときは、今回のように一度席を外すのも良い方法です。親族の方も、きっと子どもの行動には理解を示してくれるはず。あまり気負いすぎないでくださいね。

 

 

いかがでしたか? 今回は、お葬式で起きた子どものまさかのエピソードをご紹介しました。お葬式は神妙な雰囲気や聞き慣れないお経など、子どもにとっては興味を引くものばかり。周囲への配慮をしつつも、親族の助けも借りながら無理なく参列してくださいね。

 

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