息子が1歳を過ぎたころ、自然とおっぱい離れが進んでいましたが、寝かしつけのときはおしゃぶり感覚でおっぱいがないと寝つけない状態でした。そんな息子と私が、脱・おっぱいに頼りすぎる寝かしつけを試みた話をお伝えします。
おっぱいに頼りすぎていた寝かしつけ
私の息子は、ほぼ完全母乳で育ちました。粉ミルクを使ったのは、生後2~3カ月のころに少し足す程度でした。
息子がおっぱいなしで寝つけなくなったのは、生後6カ月ごろです。それ以前は抱っこで寝ることもあったのですが、どんどんおっぱい好きに拍車がかかり、おっぱいがないと眠れないようになっていました。おっぱいを飲みたがっているというよりも、あると落ち着くという感覚で、まるでおしゃぶりのようでした。
眠るためにおっぱいは必要?
1歳を過ぎたころには、日中におっぱいを欲しがることはなくなり、おやつやごはん、おっぱい以外の飲みものなどで満足しているようでした。そこで、おしゃぶり感覚のおっぱいは息子に必要なのか考えるようになりました。
定期健診での育児相談では、1歳過ぎのおっぱいはママと子どものコミュニーケーションのためのものという話を聞きました。そこで私は、息子が1歳を過ぎたある日、寝かしつけ時の断乳を試みることにしました。
おっぱいに頼らない寝かしつけ
断乳するための心構えは、焦らないこと、ママである私自身があきらめないことだと思います。具体的に実践したのは、お昼寝を長くさせないこと、ママも一緒に寝ること、夜ぐっすり眠れるように日中はたくさん遊ぶこと、なるべく毎日同じ時間に眠るようにすること!
たまに息子が私のパジャマの中に手を入れてくることもありましたが、これらの方法を実践してから1カ月ほどで断乳に成功しました。
1歳過ぎからの断乳は、ママのタイミングと決意が大切だと感じています。おっぱいに頼りすぎない寝かしつけを成功させるためにも、タイミングを見計らい、ママと子どもで協力して、チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
著者:手塚みく
三兄弟の母。義父母と同居し、異母兄弟の母として毎日奮闘中。妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆をおこなう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。