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年下上司「倉庫整理でもしとけ」本社復帰した僕をアルバイトと勘違い。真実を知った瞬間の上司の反応は!?

僕は、海外にも支店のある日本企業で働いています。ここ数年は海外支店に勤務していましたが、久しぶりに日本の本社に戻ってくることに。「日本でも頑張るぞ!」と張り切っていたのですが……。

アルバイトと勘違いされ!?

久しぶりに本社に出勤した僕。「どこが僕の机かな?」とうろうろしていると、ある男性社員が声をかけてきました。

 

「きみが今日から入るバイトくんだな。俺より年上みたいだけど、俺には敬語を使ってくれよ」

 

社員証には「課長・A山」と書かれていました。僕は「アルバイトの人と勘違いされている?」と思い自己紹介をしようとしましたが、彼は「さっさとついて来て。バイトなんてどうせ何の役にも立たないんだから、倉庫整理でもしておいてよ」と言い、倉庫に案内したのです。

 

僕は戸惑いつつも、今日は特に重要な予定はなく、「誰かがやる必要があるなら……」と作業を開始。「種類別に分ければいいですか?」と質問すると、A山は「それはここ、見ればわかるだろ!」と偉そうに指示をしてきました。

 

社長令嬢の登場で立場が一転

そして1時間ほどが経過したときです。倉庫に、人事部で働く女性社員・B子がやってきました。彼女は僕の同期なのです。

 

「えっ? どうして倉庫整理なんてしているの?」と僕に話しかけたB子。その様子を見て、A山はとても驚きながら「どうしてB子さんが、こんなバイトのことを知っているんですか?」と質問しました。

 

すると、B子はけげんそうな顔をしながら、「この人は海外支社帰りの優秀な社員です」とひと言。さらに、「こんなバイトなんてひどい言い方ですね」と彼を睨み、A山の顔は真っ青に。

 

僕は凍りついた空気にいてもたってもいられなくなり、「まあまあ、勘違いすることは誰でもあるよ。仕事に戻ろう」と言って、2人を連れて倉庫から出たのでした。

 

A山のその後は…

後日、B子から聞いた話によると、A山は営業成績のよさから若くして課長になったものの、前々から部下に対してハラスメントと思われる行為をしており、人事部に苦情が寄せられていたよう。そして、僕をアルバイトと間違えたうえ、ひどい言動をとったことで、人事部は看過できないと判断。次の人事異動の際に、役職からは外され、他の部署に異動になるとのことでした。

 

本社への異動早々に、トラブルに巻き込まれてしまった僕。ただ、A山以外の同僚たちは、僕のことを温かく迎え入れてくれました。みんなで力を合わせて、日本でも仕事に励んでいきたいと思います!

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 


 

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