ママ友のお誘いを断った結果
1回目に遊んだ場所は、無料の近場の公園でした。2回目はランチも含めて車で30分ほど離れた公園。3回目はランチとおやつを含めた、有料のキッズランドへ行きました。どこも楽しく子どもたちも喜んではいたのですが、私は月に1度の集まりと、どんどん高くなっていく料金に悩んでいました。
そしてママ友の1人が、LINEで次に遊ぶ場所を提示してきたのです。そのママ友は離婚していてシングルマザー。最近できた彼氏が経営しているキャンプ場を借りて、バーベキューなどをしないかという提案でした。ママ友曰く「彼氏が、キャンプ場に人が全然来なくて困ってるの」とのこと。1人3,000円以上はかかり、さらに食事代は自分たちで持ち込むというものだったため、私と娘と息子の3人で1万以上は軽く超えることになります。
私は恥ずかしながらも、「金欠なので、残念だけど行けない」という内容でお断りのLINEを入れました。すると、既読はついたものの返事が来ません。グループLINEの他のメンバーからの返事も来なくなりました。後から聞いたのですが、断った後すぐに、行く人だけで新規のLINEグループを作ってLINEを続けていたそうです。
返事くらいくれてもいいのに……と私はモヤモヤしつつ、既読スルー後のママ友関係はそのまま疎遠になりました。ママ友たちの子どもと私の子どもが通う小学校は別々ですし、卒園後に関わることはないだろうと、私も開き直ることに。園ですれ違ってもあいさつをするだけの関係になってしまったのでした。
彼氏が経営するキャンプ場に人を呼んであげたいのはわかりますが、断った途端、返事もなくまた態度も変わってしまったことは、私にとってショックな出来事でした。まるで自分の損得でママ友を選んでいるようで、残念な気持ちになったのです。
ただ、この経験を機に自分の優先順位を見直すことができました。ママ友たちとの集まりや出費に悩んだり無理をするよりは、子どもと過ごす時間と家計の安定を優先しようと思えたのです。人付き合いを損得で選んだりせず、そして無理をせずに、自分らしい付き合い方を大切にしていこうと思います。
著者：花坂 芽以／30代女性／2016年生まれの女の子と2020年生まれの男の子の2児の母。趣味はネイルで、最新家電や最新のファッションにも関心あり。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年12月）
