逆ギレするAくんママを注意したのは…?
当時4歳の長男を保育園へ迎えに行ったときのお話です。息子が帰る準備をしていたところ、同じクラスのやんちゃな男の子Aくんがやってきました。Aくんはなぜか息子にいつもちょっかいを出してきます。
しつこく話しかけてきたり、いきなり大きな声を出して驚かせてきたりするのですが、息子はうまく「やめて!」と言えず、対応に困っていました。
ある日の帰り、Aくんは帰りの支度中とわかっていながら、息子のカバンを奪っていったのです。「カバンとりにくればー?」と奪ったカバンをわざと投げたり、紐を持ってカバンを回したりとやりたい放題。
私はその行動を見て、いてもたってもいられず、Aくんの手を止めて「人の物を勝手にとって投げたりするのはいけないよ、されたお友だちは嫌な気持ちになるからやめてくれる?」と真剣な顔で注意しました。しかしAくんは、私の顔も見ず、そっぽを向いて反省する素振りもありません。
すると、ちょうどお迎えにきたAくんママが、私に向かってイラッとした表情を見せながら「うちの子に言いたいことがあるなら私に言ってくれません?」と、いきなり私に文句を言ってきたのです。しかも、Aくんは何ごともなかったかのように、さっと息子のカバンをその場に置き、「ママー、早く帰りたい!」とそのまま帰ろうとしたのです。
Aくん親子の態度に腹が立ち「Aくんが息子のカバンを奪ったり、投げたりするので注意させてもらいました」とAくんママに伝えると、「注意するほどのことですかね? 子ども同士よくあることだし」とAくんの行動を悪いと思っていない様子で、謝罪もなし。
これ以上話しても無駄だと思い、しょんぼりする息子を連れて、やりきれない気持ちで保育園から帰ろうとしたとき、そこへ来た担任の先生が「AくんとAくんのお母さん! ちゃんと謝りましょうね」と注意。さらにその場にいた同じクラスの女の子Bちゃんのママが「実は、うちの子もAくんからいたずらされて何度も泣かされて困っているんですよね……」とボソリ。
先生とBちゃんママからも言われて、さすがに動揺した様子のAくんママ。「え? そんなにうちの子ばっかり責めないでよ」と言い放ち、謝ることもなく、そそくさと帰って行ってしまったのです。
残された私たちはあきれた気持ちでしたが、「先生、Bちゃんママ、ありがとうございます」と私が言うと、先生からは「本当に申し訳ありません、今後こうしたことがないようしっかり園で見ていきます」と言われました。Bちゃんママは「私もずっと困っていたから」と言ってくれ、私のやりきれない気持ちもスカッとしたのでした。
後日、園を通してAくんママから謝罪の連絡がありました。その後、Aくんが息子に嫌がらせすることはなくなりました。子どもが人を傷つけたときには、その場で子どもに注意して、親や大人がきちんと教えていくべきだと改めて思った出来事です。
著者:秋山みづき/30代女性・主婦。おだやかな9歳の長男と、パワフルすぎる2歳の次男を育てるズボラママ。家事育児は手を抜きながら、家族が楽しく過ごすことを目標にしている。ヨガを習いたいと思いつつ1日が終わる今日このごろ。
イラスト:Pappayappa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています