古い価値観の「女性の理想像」を押し付けてくる彼
交際1カ月で彼の家へ。お昼時になり、「何食べる?」「外に食べにいく?」と軽い気持ちで彼に相談したところ……彼から返ってきたのは「女性なんだから、こういうとき、ささっと料理するのが当たり前じゃない?」という言葉。このとき私は彼が冗談で言っているかと思っていましたが、彼の表情は真剣そのもので……。
彼の「さも当然」みたいな雰囲気に反論することもできず、私は彼の家の冷蔵庫の中にあった食材で簡単なパスタを作り、彼に振る舞いました。ただ、「女性なんだから料理をすべきっておかしくない?」とモヤモヤした気持ちでいっぱいでした。
彼からはその後も、「女性なら〇〇するのが普通」「男を立てるのが礼儀だろ」といった発言が続き、私は、彼に会うたびに息苦しさを感じるように。交際当初はこんなことを言わなかった彼。しかし、これが彼の本心だったのでしょう。
そんな、古い価値観の「理想の女性像」を押し付けてくる彼に我慢の限界を迎え、交際2カ月が経ったころ、彼に別れを告げました。別れ話の最中でさえ、「最近の女は強すぎるんだよな~」と言われ、最後まで価値観の違いを痛感することになりました。今では、彼の本性がわかり、離れてよかったと思っています。
著者:はるちか/30代女性・2児の子ども育てるワーママ。たまの息抜きはスタバの新作ラテを飲みながらドライブすること。
イラスト:たこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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