知らないと怖い!?フライドチキンのNG行動

普段なにげなくやっている行動に、実は危険が潜んでいるかも?ここでは、2つのNG行動を見ていきましょう。
NG行動①買ってきたものを、常温のまま放置

余ったフライドチキンを「明日食べよう!」と箱のままテーブルに置きっぱなしにするのはとっても危険。
そもそも、フライドチキンは当日中に食べることを想定して作られているので、日持ちしないんです。

ケンタッキーの箱にも「本日中にお召し上がりください」と書かれています。
買ってから時間が経つと、チキンの水分や栄養をエサに菌がどんどん増えて、食中毒を引き起こすことも……。さらに、油が酸化して食感や風味も落ちてしまいます。

「最近は寒いから大丈夫でしょ?」なんて油断は禁物。食中毒菌は20℃以上で活発になるので、暖房が効いた部屋に置いておくと大喜びで繁殖してしまいます。
その日のうちに食べる場合はラップをして冷蔵庫へ、もっと長持ちさせたいなら冷凍庫に入れましょう。
NG行動②紙箱のまま温める

「洗い物を増やしたくない!」と、フライドチキンが入っていた紙箱や袋に入れたまま電子レンジで温めるのもNGです。
紙製の箱や袋には、電子レンジで加熱できるものもありますが、すべてがそうとは限りません。

電子レンジ不可のものを加熱すると、油が染み込んだ部分が異常に熱くなって容器が焦げたり、表面の加工が溶け出したりする危険性があります。
また、温めたときに蒸気がこもり、衣のザクザク感が台無しになることも。電子レンジで温めるときは、必ずお皿に移しましょう。
保存期間2週間!余ったチキンの冷凍法

当日中に食べきれないときは、冷凍保存がおすすめ。保存期間の目安は約2週間です。
冷めてから1つずつラップで包み、チャック付き保存袋に入れて冷凍庫に移しましょう。
温かい状態で保存すると、ラップに水蒸気がついて衣がベチャッとしてしまうので、必ず冷ましてから包んでくださいね。
サクサク派?しっとり派?おすすめの温め方

冷めてしまったフライドチキンも、温め方次第でよりおいしくなります。
ここからは、ケンタッキーがおすすめしている方法2つと、筆者流冷凍チキンの温め方をご紹介しましょう!
温め方①トースターでサクッと香ばしく

衣のサクサク食感を復活させたいなら、トースターを使って温めるのがおすすめです。
ポイントはアルミホイルで包むこと!表面が焦げずに中までじっくり火が通ります。トースターに入れたら180〜200℃で5〜8分加熱しましょう。
詳しい温度がわからない場合はとりあえず5分焼いてみて、様子を見ながら時間を調整してくださいね。
温め方②電子レンジでしっとり&お手軽に

「とりあえず早く食べたい」「しっとりした衣も好きです」という方は、電子レンジで加熱しましょう。フライドチキンを耐熱皿にのせて、ラップをかけずに温めます。
ワット数と加熱時間の目安はこちら。
・500W:1ピースにつき30秒~1分
・1000W:1ピースにつき20秒~40秒
加熱時間はチキンの大きさによって調整してくださいね。
温め方③冷凍チキンはトースター&レンジで

冷凍したフライドチキンは、電子レンジとトースターのダブル使いがおすすめ!この方法だと中がしっかり温まって、外側のサクッとした食感が復活します。
まず耐熱皿に凍ったフライドチキンをのせ、ラップをせずに500Wの電子レンジで30秒から1分加熱します。そのあとアルミホイルで包み、トースターで5〜8分焼きましょう。
フライドチキンを上手に保存しよう
買いすぎて余ってしまったフライドチキンも、保存方法や温め方を工夫すればおいしく食べられます。ぜひ試してみてくださいね。