え、今!?
仲間たちとツーリングに行き、夜、同棲する家に帰宅した私たち。すると、なぜだか彼は落ち着きがなくソワソワしている様子でした。「なんだか変だな」とは思いながらも、そこまで深くは考えていなくて……。
その後、メイクを落とし、ボサボサの髪とラフすぎる格好で一服をしながら「もう寝ようかな」なんて考えていたときです。彼がスッと私の背後に現れ……満面の笑みで「結婚してください」と108本のバラの花束を差し出してきてプロポーズ! あまりにも不意打ちすぎてびっくりでした。記念写真を撮ろうということになったものの……私が記念写真に写れる状態じゃなかったので、プロポーズ時の写真は改めて撮り直しました。
後日、彼の先輩や、彼の母が家に来た際に「こんなプロポーズでした」と話すと、シチュエーション以上に「え!? あの子がそんなこと(プロポーズ)なんてできるの!?」と驚いていました(笑)。周囲は彼に「サプライズも、プロポーズも自分からできるタイプではない」というイメージを抱いていたようです。
結婚したものの、彼とは、後にそれぞれ違う道を進むことになりました。けれど、あのときのプロポーズは今でも大切な思い出として、私の中で強く印象に残っています。
著者:柳田桜/20代女性・妊娠中の主婦。趣味はテレビゲーム、ネイル。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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