私は私らしく……!
「ふざけんなよ……お前が余計なこと言ったんだろ!」
私の母とお店のボーイさんに詰め寄られ、マサトは怒りの矛先を私に向けてきました。
でも、もう私は怯みません……!

























マサトさんは「金なら払う! だからこの話は終わりだ!」と体裁を取り繕おうとしますが、お母さんは「口約束ではなく、支払いも離婚条件もすべて書面にします」と逃げ道を塞ぎます。
「お前ら、脅してんのか!?」
逆上するマサトさんに対し、マミさんは「脅してないよ。お店はお金を、私は関係を、精算してって言ってるだけ」と淡々と告げます。
追い詰められたマサトさんは、最後にアミちゃんを盾にして、「アミは置いていけ。お前は母親失格なんだ!」と叫びました。
「アミを道具にしないで!」
怒りをあらわにして反論するマミさん。お母さんに促され、そのままアミちゃんを連れて家を出ようとします。
「待て! 俺に恥をかかせる気か!?」
最後まで自分の保身しか考えないマサトさんに、マミさんは背中越しに「さようなら」と最後にひと言。
数年後、小学生になったアミちゃんと笑い合うマミさん。そこには、誰の顔色もうかがわず、自分らしく生きる幸せな親子の姿があったのでした。
◇ ◇ ◇
「俺に恥をかかせる気か」というマサトさんの最後のセリフ。この期に及んでも自分のプライドしか守ろうとしない彼の本性が凝縮されていたように思えますね。アミちゃんを「道具」として扱おうとした瞬間のマミさんの怒りは、母としての強さそのものでした。
離婚から数年後、7歳になったアミちゃんにマミさんが「靴はどうするんだっけ?」と言っていましたが、かつてマミさんは急いでいて靴を揃えなかっただけで、マサトさんに人格まで否定されていました。つらく苦しい地獄のような日々を経験したマミさんが今、アミちゃんとの自由で、幸せな人生を送れていて本当によかったです。誰かの顔色をうかがって息苦しい生活を送る必要なんてありません。自分らしく笑える場所が必ずあるということを、忘れずに、心を大切に生きていきたいですね。
ゆる山まげよさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ゆる山まげよ