ある夜、妻のマミは自宅前の車内で、夫・リュウが見知らぬ女性と抱き合う姿を目撃します。後日、夫の「同僚の家で宅飲みをする」という嘘を怪しみ、マミがあえて車で送り届けると、そこにはあの日と同じ「赤いスカーフ」の女性・モモの姿がありました。
夫は彼女を「同僚の奥さん」と紹介しますが、その言葉に違和感を覚えたマミは、息子の前での振る舞いにも怒りを募らせ、静かに激怒。2人をメチャクチャにすると決意します。
証拠を掴むため、マミはモモを自宅へ招待し、宿泊させることに。図々しくマミの私物を使い、夫と親しげにするモモに対し、マミは「もしかして、付き合ってる?」と直球の質問を投げかけます。動揺する2人の様子から疑いを確信へと変え、席を外した隙に、録画中のベビーモニターが2人のキスを映像に収めます。裏切りの証拠を手にしたマミは涙を一度だけ流し、すぐに拭うと——「とことんやってやる」と冷たい決意を固めました。
あえて余裕の態度を崩さず、モモに家事や入浴を勧めて主導権を握るマミ。モモは内心でマミを見下しながら振る舞うものの、給湯が止まっていたことで冷水シャワーを浴びる羽目に。その出来事をきっかけに、モモは次第に居心地の悪さと屈辱を感じ始めます。
すると、今度はモモの反撃が始まることに……!?
浮気相手のあからさまな反撃













内心では怒りを募らせるモモですが、表面上は笑顔でマミに探るような質問を重ねていきます。
「最近、うちの旦那残業で帰りが遅くて……。実は浮気だったりしてとか思っちゃってぇ」
その言葉にも、マミは動じることなく受け流します。
さらに「マミさんって、浮気されたらどうするタイプですか?」とモモは踏み込みますが、マミは曖昧に笑うだけでした。
そこへ風呂を終えたリュウが戻り、無邪気にモモとの距離を縮めながら、寝る場所の話を持ち出します。「モモちゃんはベッド使いなよ」と言い出すリュウの言葉に、マミの心は大きくざわつきます。
それでもマミは感情を表に出さず、「ご自由に」と静かに言い放つのでした。
◇ ◇ ◇
図々しいモモの振る舞いに、内心では怒りを燃やしながらも笑顔を崩さないマミ。相手の言動に振り回されず、自分の軸を保つことは、簡単なことではないですよね。それでもマミが冷静でいられるのは、揺るぎない覚悟を持っているからなのかもしれません。感情に流されそうなとき、一歩引いて状況を俯瞰する視点の大切さを感じさせられますね。
きりぷち