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家族より「女友だち」を優先する夫に限界…妻の決断を後押しした娘の言葉とは

私はデザイナーをしつつ、3歳年上の夫と8歳の娘、3人で暮らしています。在宅中心の働き方ができており、娘と過ごす時間も大切にできている……と胸を張って言いたいところですが、最近は夫の言動に悩む日が増えていました。表向きは穏やかで、特別な不満があるようには見えない日常。しかしその裏で、小さな違和感が少しずつ積み重なっていたのです。

 

「またA子?」家族より優先される存在

ある日、娘が発表会を頑張ったご褒美として楽しみにしていた、家族3人での外食の予定がありました。ところが当日になって、夫が突然「別の日にしよう」と言いだしたのです。理由を聞くと、「A子の相談に乗らなきゃいけなくて」と、あっさりひと言。

 

「またなの? 先週もその人の相談で帰りが遅かったよね?」

 

実はここ最近、「A子が理由」で家族の予定が後回しにされることが続いていました。「友だちなんだから放っておけないだろ。旦那さんとうまくいってないみたいでさ」と軽く言う夫に、私は強い戸惑いとイラ立ちを覚えました。家族よりも他人を優先する姿勢に、胸の奥がざわついたのです。

 

繰り返される約束破りとワンオペの日々

結局、その日の外食はキャンセルに。私は娘を傷つけないよう、2人で出かけることにしました。

 

娘は気丈にも「ママは悪くないよ」と笑ってくれましたが、その言葉がかえって胸に刺さりました。娘の知らないところでも、夫はこれまで何度も同じような理由で約束を破ってきたのです。

 

さらに、家事や育児への関心はもともと薄く、日常はほぼ私のワンオペ状態。それでもA子から連絡が来ると、迷いなく外出していく夫。その姿を見て、私は「このまま我慢し続けるのは違う……」とはっきりと感じました。

 

「友人だから」「人助けだから」という言葉ではなく、行動こそが本音だと、ようやく事実と向き合う覚悟を決めたのです。

 

 

娘のひと言が突き刺さる

数週間後の休日。特に予定もなく過ごしていたところ、夫がまた「A子に会ってくる」と言いだしました。我慢の限界だった私は、娘の前であることを承知の上で、「家族は後回しなの?」と問いかけました。すると夫は、「ただの友だちなのに、疑うの?」と、どこか嘲(あざけ)るような態度。

 

涙が出そうになった、その瞬間でした。娘が静かに、しかしはっきりと言ったのです。

 

「ただの友だちなら、ママや私との約束、壊さないよね?」

 

その言葉に、私は息をのみました。さらに娘は、「さっきからパパのスマホにたくさんメッセージが来てるよ」と続けました。そのひと言で、夫の表情は一変。ろくに説明もせず、慌ただしく家を出ていきました。

 

その後、娘は「前に、パパのスマホを見ちゃったことがあるの」と打ち明けてくれました。そこには、ハートやキスマークなどの絵文字が多く使われたやりとりが表示されていたそうです。娘なりに不思議に感じ、私に伝えるタイミングを迷っていたのだと話してくれました。

 

娘の小さな胸に、こんな思いを抱えさせてしまっていた――。私は、強く背中を押された気がしました。

 

決断のとき、行動が示した答え

数カ月後、私は準備を整え、夫に今後についての話し合いを持ちかけました。夫は相変わらず、「友人として相談に乗っていただけだ」と繰り返しましたが、私はこれまでの経緯や、娘から聞いていた話、そして日常の中で目にしていた通知内容などを踏まえ、感じていた違和感を冷静に伝えました。

 

夫のスマホには、ロックを解除しなくても表示される通知として、「一緒にいると落ち着く」「次は泊まりで行こう」といった文言が繰り返し届いており、それは友人関係とは言い切れない内容だと、私には感じられました。

 

それらを総合的に受け止めた結果、私は娘の心と生活を最優先に考え、離婚という選択に至りました。手続きについては専門家に相談しながら進め、母娘で新しい生活を始める決断をしたのです。

 

母と娘で選んだ新しい未来

夫は最後には言葉を失い、何度も謝罪しました。しかし、娘が見てしまった現実を思うと、後戻りする気持ちにはなれませんでした。

 

この出来事を通して、「家族を大切にする」というのは、言葉ではなく日々の行動で示すものだということに、私は改めて気付きました。

 

娘は小さな体で状況を理解し、私を守ろうとしてくれました。今は2人で穏やかな日常を取り戻し、笑顔で過ごしています。

 

決して簡単な選択ではありませんでしたが、娘と真正面から向き合い、自分なりに正しい道を選べたことに後悔はありません。これからも私は、娘にたっぷりの愛情を注ぎながら、前を向いて歩んでいきたいと思います。

 

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「友だちの相談に乗る」と言いながら、妻と娘を後回しにし続けた夫。その行動が家庭を壊す結果につながったことは、残念でなりません。異性間の友情が成立する場合もあるでしょう。しかし、どんな関係であっても、家族を軽視する理由にはなりません。一番大切な存在は誰なのか、日々の行動で示していきたいものですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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