産後の寝不足と慣れない育児、終わらない家事。心も体も限界に近づいていたある日、疲れ切った私を見た夫が「そんなに大変なら、母さん呼ぼうか?」と言い出しました。
夫が突然、義母を連れて同居宣言!?
もちろん私は断りました。義母は決して悪い人ではありませんが、掃除や片付けが得意なタイプではなく、料理も苦手。義実家は整理整頓されておらず、生活優先という印象です。「助かる」というより、「負担が増える」と思ったからです。
ところが翌週、夫は私に突然家に義母を連れてきました。
「今日から一緒に暮らそう。家賃も光熱費も割り勘してくれるって言うし、節約になるからさ♪」
頭が真っ白になりました。私の気持ちや体調は、まったく考慮されていない。ショックで言葉が出ませんでした。
案の定、同居はラクになるどころか、私の負担が増えただけでした。
義母は気が向いたときに洗濯物を畳んだり、簡単な料理を作ってくれたりはするのですが、やり方やタイミングがまちまち。頻繁に「これはどうするの?」と私を呼ぶので、私も手が止まってしまいます。
やはり家は散らかり、洗い物は溜まり、私は赤ちゃんを抱いたまま後片付けに追われます。夫は「手伝おうか?」と言うだけで、結局は指示待ち。
夫も義母も、悪気はないのは分かっていますが、赤ちゃんの育児と家事に追われ、限界を感じました。
実母を召喚!
私は実家の母に連絡。数日後、母が荷物を持ってやって来ました。
「どうせならみんなで暮らそうじゃないか」
驚いた様子の夫。小声で「聞いてない」と言うので、「私もお義母さんと同居するのは聞いてないよ」と返しました。
母は到着して早々、「じゃあ、みんなで一緒にやろうか!」と言って夫に洗い物と洗濯を任せ、やり方を説明します。義母にも、「お昼までに買い出しお願いできますか?」と声をかけ、二人に具体的な指示を出して自然に役割を分けていきました。
誰かを責めることも、否定することもせず、淡々と手順を示すだけ。
最初は突然やってきた母に戸惑っていた夫と義母も、少しずつ手を動かすようになりました。
「知らなかった」では終わらせない
数日経ったある日、母は二人にこう言いました。
「今まで家事も育児もできなかったのは、『知らなかったから』というのもあると思うけど、知らないから、分からないからといって、やらなくていいわけじゃない」
「これからは、気づいた人が動く。家族はチームなんだから、誰か一人にすべて任せるじゃなくて、みんなで分担してやっていこうね」
夫は「そうですね」と、うなずいていました。それからしばらくして、夫は言われなくても洗い物や洗濯をするようになりました。義母も「何かやることはある?」と声をかけてくれるようになり、以前のように「当たり前に、私だけが全部の家事をやる」という状態ではなくなっていったのです。夫と義母の様子を見届け、母は実家へ帰っていきました。
同居解消へ
同居から2カ月ほど経ったころ、私は夫に、義母との同居を解消したいと伝えました。やはり義母との生活はずっと気を張ってしまい、精神的に負担だったからです。
夫は少し考えたあと、義母に自分の言葉でうまく話してくれました。
義母は渋々ではありましたが、最終的に義実家へ戻ることを決めてくれました。
その後、同居が解消され、気を使う日々から解放されました。今は、夫と息子と、穏やかな毎日を過ごしています。
正直に言えば、夫が私に相談もなく義母との同居を決めたことを、完全に許せたわけではありません。あのとき感じた戸惑いや不信感は、簡単に消えるものではないからです。
それでも、話し合いながら関係を続けていくことはできる。そう思えるようになりました。この小さな家族を、今度こそ大切に守っていこうと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
私の場合は事前に同居と一方的に言われていたので、寝不足でも眠くないふり、慣れない育児も実母、保健師さん等の力を借りて乗り切り、夫も義母なども必要ないところを見せていました。
それでも同居を強要され、本当に離婚しました。
勝手に義母を連れてきて「今日から同居」等という夫、信用出来ません。
よく同居解消してくれましたね。