掃除にこだわる夫
夫も私もほぼ在宅メインで仕事をしていて、私は週に2日、夫は週に1〜2日出社する日があります。そのため、出社日以外は毎朝夫が掃除をしてくれます。夫には、掃除のマイルール・ルーティンがあるようで、毎日同じ行動を取るのです。
まずは、ハンディモップでテレビやパソコン、飾り棚など家中のほこりを取っていきます。その後は家の隅から隅まで掃除機をかけ、さらにリビングはフロア用ワイパーを使ってきれいにしていくのです。そのおかげで、わが家はいつもピカピカでうれしい状態ではありました。
私も掃除がきらいなわけではありません。夫が出勤する日は朝早いため、私が朝の掃除を代わりにします。しかし、朝は子どもたちや自分の身支度、送迎と忙しくしているので、夫ほどしっかりと掃除はできません。もちろん掃除ができない日もありますし、リビングだけ掃除機をかけて終わりという日もあります。
すると、帰宅した夫が床を見るなり「掃除機かけた?」とひと言。朝に掃除機はかけましたが、保育園や小学校から帰宅した子どもたちが食べたおやつがポロポロ落ちていたり、隅々まできれいになっていなかったりすることが夫は不満なようです。
洗濯にも夫流のこだわりが!
夫は掃除だけでなく、洗濯にもマイルールが存在します。
この服にはこの洗剤で柔軟剤はこれを使う、衣類用漂白剤も色物用とそれ以外、などと細かく分けています。白い服は洗濯前につけ置きしたり、洗濯物が傷まないようにすべて裏返して洗濯機へ入れて干したりなどのこだわりも。
また、洗濯終了の音が鳴るとすぐさま洗濯機へ走っていくのです。「そんなにすぐ干すの!?」と私が驚いていると、「生乾きのにおいや、菌の増殖を防ぐためにも放置はダメだ!」とのこと。
さらには、洗濯物の干し方や畳み方まで、いちいち細かいのです。服によってハンガーも使い分け、「この服をアルミハンガーにかけたら、肩のところに跡がつくから……」などのかなりのこだわりがあるようでした。
収納する際の見た目を美しくしたいようで、Tシャツや下着類、タオルなどの畳み方にもマイルールを発揮。私は大ざっぱな性格なので、夫ほど丁寧にしていないことが気に入らないようです。干し方や畳み方が夫のマイルールと違っていると、ため息をつきながらやり直しをされることも多々あります。
やり直されると腹は立ちますが、私にとってプラスな面も。仕事で着るワイシャツや、子どもたちの給食着などのアイロンはすべて夫がしてくれます。
夫にとっては大ざっぱな私がやるのが気に入らないだけなのですが……アイロンがけが苦手な私にとってはラッキーなので、何も言わず任せています。
結婚・出産後に強まった夫のこだわり
結婚する前は1年ほど一緒に暮らしていましたが、夫がそんなこだわりを持っているとは気付けませんでした。
当時は、お互い週5日出社のフルタイム勤務。料理や掃除、洗濯などの家事はできるほうがやるというルールを決め、うまく生活できていたと思います。
といっても、平日は私がメインで掃除や洗濯をすることが多く、休日に夫が家事をやってくれていました。それでも、特に何も指摘されることはありませんでしたし、家事のやり方は私に任せてくれているようでした。
結婚してからは私の掃除や洗濯のやり方に細かく口を出してくるようになり、モヤモヤしつつも受け入れていました。しかし、子どもが生まれてからはそうも言っていられなくなりました。
食事中に子どもたちが食べ物や飲み物をこぼすと、「またこぼした!」と怒るのです。すぐ掃除を始めるのですが、汁物やジュースのように水気のあるものは、濡らした雑巾でさっと拭くだけでは嫌なようで、これまた夫こだわりの洗浄スプレーが登場して徹底的な掃除が始まります。
夫が怒ると子どもたちが怖がるので、食事をこぼさないようにサポートしようと食事中は常に気を張っている状態。私は、子どもたちはまだじょうずに食べられないし、わざとでなければこぼしても仕方がないと思うのです。こんな状態で食事をするのは、私も子どもも気が休まりません。
家族の笑顔を取り戻すための話し合い
結婚前と後ではこんなにも違いが出るのかと、初めて夫が子どもたちを怒ったときは少なからずショックだったのを覚えています。しかし、このままではこの先うまく生活していく自信がなかったので、夫と話し合うことに。
私は「掃除や洗濯をしてくれるのはすごく助かっているし、ありがたいと思っている。でも、食べ物をこぼした子どもを怒ったりマイルールを私に押し付けたりしてくるのはやめてほしい」と伝えました。
すると夫は「ごめん、君が忙しくしているから少しでも助けたかった。でも、やり始めるとこだわりが強くなってしまって、食べ物をこぼす子どもにもつい声を荒げてしまった……」と謝ってくれたので、少し安心しました。
まとめ
夫と相談した結果、少しずつマイルールを妥協してくれるようになりました。今では子どもが食べ物をこぼしても「すぐ拭くから大丈夫だよ。次は気を付けようね」とやさしく接してくれ、勇気を出して話し合ってよかったと実感しています。
20年の付き合いでも、環境の変化で新たなこだわりが出るのは自然なこと。大切なのは自分の正解を押し付けず、相手に「歩み寄る」ことだと学びました。完璧を目指してギスギスするより、家族が笑顔で過ごせるのが一番。これからも「わが家のルール」を夫と一緒に更新していきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:大村 まこ/30代女性。3人の子どもを持つママライター。わかりやすい! 楽しいと思ってもらえうような記事を書けるように日々頑張っている。
イラスト/村澤綾香
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
関連記事:「もう限界…」家事・育児・仕事に追われる40代主婦。手抜きで生活が一変!元気を取り戻せたワケ
関連記事:「遠足用のシールを貼ってたのに」子どものお弁当のおかずがない!食への執着が強い夫の返答は
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!