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夫「母さん何でもしてくれるよね、ありがとう」義実家で働きづめなのは私なのに…!思わずキレたら義母が

義実家に家族で帰省したときのことです。気を使いながら家事をこなす私の横で、夫はのんびりくつろいでいます。そんな中、夫は義母に対する感謝の言葉を伝えます。「私にはお礼なんて言ってくれたことがないのに」とモヤモヤが止まらなくなり……。

 

気まずい空気を打開したのは…?

義実家へ帰省したとき、義母は「ゆっくりしていってね」と言ってくれました。その言葉どおり、夫はソファでくつろぎ、子どもたちは楽しそうに遊んでいます。しかし、私は義実家では気を使ってしまい、落ち着きません。リビングでくつろぐ夫や義父母の姿を横目に、私だけがキッチンで食器を洗い、お茶を出したり、片づけをしたり、気を利かせて動きます。そんな努力に気づいてくれる人はおらず、もちろん感謝の言葉もありません。家事などを手伝うこと自体は苦ではありませんが、「嫁が動くことが当たり前」の雰囲気に、私は家政婦のようで悲しい気持ちに陥っていました。

 

そんなとき、義母が「みかんでも食べましょう」と言って、みかんの入ったかごをリビングのこたつテーブルの上に用意しました。すると夫が義母に向かって「母さん、いつもありがとう! 本当、何でもしてくれるよね。やっぱり実家はいいな」と言います。「……え? 私もいろいろしてるけど?」と、私は気づけば口が勝手に動いていました。「ずっと家で動いてる私に、そんなお礼言ってくれたことないよね」とつい心の声が漏れてしまったのです。一瞬、空気が止まりました。夫は少しムッとしたように「俺は外で働いてるし」と言いました。その言葉に、私は夫への気持ちがスッと冷めます。数秒間沈黙が流れ、義父母も何も言葉を発しません。しかし、そんな気まずい空気を変えたのは、子どもたちでした。

 

 

当時年長の息子が「ママ、いつもありがとう!」と言い、続いて3歳の娘も、ニコニコしながら「パパ、もっとママのお手伝いしてね!」と言ってくれたのです。子どもたちのおかげで、その場の空気が一瞬で変わりました。思わず笑いがこみ上げて、夫も「たしかにパパは家のこと何もしてなかったな、ごめんね。いつもありがとう」と、謝罪と感謝の言葉を私にくれます。見ていた義父母も、苦笑いしながら「今は夫婦でなんでも協力する時代なんだから」と夫をたしなめつつ、私の顔色をうかがって「あなたもきっといろいろ気を遣ってくれてるんだろうけど、もっとゆっくりしていいのよ」と気まずそうに言いました。気を遣って動いていたことに義母が気づいてくれて、私も少し救われ、それからは肩の力が抜けました。

 

その後は、私が家事をしていると夫が「ありがとう。俺にも何できることない?」と手伝う姿勢を見せてくれるように。義実家と比べられることもなくなりました。

 

 

私たち夫婦の「私だって動いてるのに」「俺だって仕事してるのに」の言葉の裏には、どちらも努力を認めてほしい気持ちがあったと思います。私も今後は察してほしいと思うだけではなく、子どもたちのように言葉にして感謝も要望も伝えなければと思いました。素直な感謝の表現が、家族の空気をかえるのだと学んだ帰省でした。
 

 

著者:井島りほ/30代・ライター。小学1年生の息子と年少の娘を育てるママ。おしゃべりが大好きで寝るのが苦手な兄妹と、にぎやかな毎日を過ごしている。

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

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