上司と馬が合わず転職
社会人になってから、僕は常に仕事に邁進していました。新卒で入社した会社に10年以上勤め、これからもここで頑張りたいと思っていたのですが、新しく上司になった男性と馬が合わず……。新しい上司は部下の成果を自分の手柄にするような面があり、僕が同僚たちを代表して上司に物申したところ、「俺のやり方に文句があるなら今すぐ辞めろ!」と激怒されてしまったのです。
さすがの僕も上司を許すことができず、転職活動を開始。無事に、これまでよりも大きな会社から内定をもらい、2カ月後には退職することになったのでした。
先輩にお見合いをすすめられ…
一方、毎日仕事漬けだった僕は長年恋人がいませんでした。そんな僕の状況を知った大学時代の先輩が、「お見合いをしてみないか」とすすめてくれたのです。
僕はお見合いをしたことがなかったため、「相手女性は僕で大丈夫なのかな……」と思いながらも、先輩が言うのであればとお見合いを受けることにしたのでした。
そしてお見合い当日になりました。相手女性はA子さんという名前で、僕より2歳年上。写真よりも美しく明るい人で、僕はとても緊張してしまい、うまく会話をすることができませんでした。さらに、A子さんは来月から昇進することになったそうで、まさに完璧な女性。
お見合いが終わり、彼女からは「また会ってくれますか?」と言ってもらえましたが、「彼女のような素敵な女性に僕はもったいない」と思い、「すみません……」と伝えると、A子さんは「そうですか。またどこかで会えたらいいですね」と少し悲しそうな顔で笑い、去って行ったのでした。
新しい会社にA子さんが!?
お見合いから1カ月後、僕は新しい会社に初出勤しました。すると、なんとA子さんの姿があったのです。僕に気づいたA子さんは、「わあ、私に会いに来てくれたの? うれしいなあ」と冗談めかして笑い、僕は「え……あ……」と冷や汗。社内の人に「2人は顔見知りなんですか?」と問われると、A子さんは「いいえ、入社の前の面談で会っただけよ」と嘘をつき、お見合いのことは伏せてくれました。
さらにその後、A子さんが僕の上司になることも判明。さっそくその日から、僕はA子さんに仕事を教えてもらい、ランチを一緒に食べました。
僕はA子さんに、「お見合いのときは申し訳ございませんでした」と謝罪。彼女は「本当だよ〜。私のことを断るなんて、贅沢ものだな」とまたしても笑顔で冗談を言い、居た堪れなくなった僕は、断った本当の理由を説明しました。
するとA子さんは、「そんなことを考えていたの!?」とびっくりした様子。「私、全然完璧なんかじゃないよ。仕事でもよくミスするし、料理だって苦手だし……」と恥ずかしそうに笑う顔がかわいらしく、僕は思わず、「こんな僕でよければ、またデートをしてくれませんか?」と発言すると、A子さんは「もちろん!」と言ってくれたのでした。
助けを求めてきた昔の上司
それから、僕とA子さんは仕事でもプライベートでも会うようになりました。
そして、転職してから3カ月が経過したある日、以前勤めていた会社の嫌な上司から電話が。何と、僕を退職まで追い込んだことに同僚たちが怒り、次々と退職希望者が出ているというのです。
「あのときは悪かった。謝るから戻ってきてくれないか!」と言われましたが、僕は「今更もう遅いですよ。転職先にも慣れてきましたし、戻るつもりはありません」と宣言し、電話を切ったのでした。
これからは、新しい会社で仕事を頑張りながら、A子さんに似合う男になれるよう、努力していきたいと思います!
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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