「治りきってないようなので」と病院の受診を勧める三國谷先生に対し、あいかは「なんで保育園って、そんなに病院行きたがらせるんですか?」「そんなに親に負担かけて……ぜんっぜん、保護者支援してませんよね?」と激高。
あいかの言葉に理解を示しつつも、「ほかのご家庭もそう思ってらっしゃいます」と返すと、あいかは先生のことをキッとにらみつけるのです。
病院の受診を勧めることについて、先生が説明すると…?


















「でも、本当に周りが見えなくなるくらい、ストレスをため込んでるようにも見えるかな……」。
三國谷先生はあいかの態度と激しい言葉に苛立ちながらも、その陰にあいかが抱える大きなストレスを感じ取るのでした。
あいかに激高されても病院の受診を勧める理由を冷静かつ丁寧に説明し、彼女に苛立ちつつも、あいかが抱えているであろうストレスに目を向ける三國谷先生……。それは保護者のことを気にかける三國谷先生のやさしさだけでなく、あいかがよほど切羽詰まって見えたということなのかもしれません。
感染を広げないためにも熱が下がってから24時間は登園を控え、一日も早く快復するためにも、できることなら病院を受診する。わかってはいても、育児と仕事を両立する保護者にとっては簡単なことではありません。病院の受診を勧められ、あいかはたまっていた鬱憤が爆発してしまったのでしょう。
しかし言うまでもなく、保育士はストレスのはけ口ではありません。また、保育園との関係がこじれてしまっては登園のたびに気まずく、さらにストレスを抱えることになりかねませんよね。疲れていると相手の正論にカッとしてしまうこともありますが、そんなときは深呼吸。激しい言葉をグッとこらえることも大切です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
まえだ永吉