約束の1カ月間、パパはテストの点数に応じてご褒美を出す『ご褒美テスト』を導入。80点で動物園に行くと約束しました。
しかし1カ月間勉強を頑張ったものの、悠斗くんのテストの点数は目標としていた80点に及ばず……。動物園に行きたい悠斗くんは「もう少し頑張りたい」と言い、勉強を続けることにしました。
その後、どんなに頑張っても点数は伸び悩み、美和さんの中に焦りが芽生え始めます。友だちと公園で遊ぶ約束をしてきた悠斗くんに対し、以前なら快諾していたところを『今が踏ん張りどき』と復習を優先させました。
その結果、約束の時間は大幅に過ぎ、悠斗くんが公園に着いたころにはもう誰もいないのでした。
ストレスを抱えた子どもが…








勉強漬けの日々が続き、友だちと自由に遊ぶ時間さえ奪われてしまった悠斗くん。幼稚園の先生にも悠斗くんの様子がおかしいと指摘され、美和さんは大きなショックを受けました。
これまでの自分なら、悠斗くんの異変に気付けたはず……。点数を上げることだけに躍起になり、一番大切なことを見失っていた自分を深く後悔するのでした。
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子どもの将来を思えば思うほど、つい熱が入ってしまうのは当然のことかもしれません。 しかし、それでお子さんの心と体の健康を損なってしまっては本末転倒です。
適度な息抜きや遊びも、子どもにとっては大切な成長の糧。「最近、心からの笑顔を見せているかな?」と、常に気にかけていたいですね。
はたけ
