しょうが焼きに使うのはまさかの食材

NHK『きょうの料理』で料理研究家・瀬尾幸子さんが披露した「やわらか豚こましょうが焼き」を作ります。
しょうが焼きは家庭料理でも定番ですが、このレシピはひと味違います。
あらかじめ、豚肉をヨーグルトに一晩漬けておくんです。
タンドリーチキン風の鶏肉ソテーやチキンカレーを作るときに、ヨーグルトに漬ける……という工程を目にしたことはありますが、しょうが焼きの豚肉を漬けるのは初めて。
やわらかくなりそうという期待が半分、ヨーグルトっぽさが気にならないか少し心配です。
百聞は一見に如かず。いざ、作ってみましょう!
瀬尾幸子さん「やわらか豚こましょうが焼き」のレシピ

材料(2人分)
・しょうが…1かけ(10g)
・キャベツ (せん切り)…適量
・一味とうがらし(または七味とうがらし)…適宜
・サラダ油…適量
・マヨネーズ…適量
【やわらか豚こま】
・豚こま切れ肉…200g
・プレーンヨーグルト(無糖)…大さじ2
【A】
・酒…大さじ3
・しょうゆ…大さじ2
・片栗粉…小さじ1/2
今回はサラダ油の代わりに、いつも家で使っている大豆油を使用しました。
作り方①下ごしらえをする

豚こま切れ肉100gに対してプレーンヨーグルト(無糖)大さじ1の割合でもみ込みましょう。

今回はレシピの分量通り、約200gの豚こま切れ肉に対し、ヨーグルトを大さじ2使用しました。ヨーグルトはなるべく新しいものを使ってくださいね。

よくもみこんだら、冷蔵庫で一晩(約6時間)おきましょう。
ちなみにこちらは冷蔵庫で約3日間保存できるよう。あらかじめ仕込んでおけば、忙しい日の夕飯の支度もラクになりそうですね。
作り方②キャベツと調味料を準備する

キャベツは軽く洗ってざるに上げ、水けをよくきります。【A】の材料は混ぜ合わせておきましょう。
作り方③肉を焼く

フライパンにサラダ油を中火で熱し、①の豚肉を入れて軽くほぐします。
ヨーグルトは肉につけたまま焼いてよいそうです。加熱するとサラサラになり、風味も移らないとのこと。
作り方④しょうがを加える

しょうがは皮をむかず、フライパンの上ですりおろしながら③にかけてください。皮ごとすりおろすことでしょうがの香りがより楽しめますよ。

焼き色がついたら上下を返して火を通しましょう。
このときは中火のまま片面約2分ずつ焼きました。ヨーグルトの水分のせいか、火が通るのに少し時間がかかった印象です。

肉が焼けたら火を強めて【A】を加え、煮詰めながらからめてください。
強火でからめると、あっという間に汁けがなくなりそうだったので1分ほどで火を止めました。
作り方⑤盛り付ける

器にせん切りキャベツをこんもりとのせ、マヨネーズを全体にかけましょう。

④をアツアツのままたれごとのせ、好みで一味とうがらしをふったらできあがり。
【実食】しょうがの香りにやられた絶品おかず

フライパンから立ち上るしょうがの香りに、すでに白ごはんが恋しくなり、胃袋の準備は万全です!
ひと口食べてまず驚いたのは、肉のしっとり感。豚こま特有のパサつきや繊維っぽさがなく、とにかくやわらかいんです。
目を閉じて食べたら、豚こまを使っているとはわからないかも……。

そこにしょうがのフレッシュな香りが広がります。うちではいつも、たれに混ぜ込んでいましたが、すりたてのしょうがを肉に直接かけることで爽やかさがダイレクトに。
気になっていたヨーグルトの風味や酸味はまったく感じられません。下味として完全に溶け込み、肉質だけを底上げしている印象でした。

片栗粉入りのたれのおかげで肉にはよく味がからみ、やや濃いめのガツンとした味わい。これが、キャベツと一緒に食べるとバランスが良いんです。
実は筆者、せん切りキャベツの食感がやや苦手で、普段は食べても少量。しかし、このしょうが焼きなら、いつもの倍量すすみました。
もちろん、ごはんとの相性もばっちりです。
豚こま常備派こそ試すべきレシピ
ヨーグルトに漬けるというひと手間で、豚こま肉がここまで化けるとは……すごい!しかも、仕込んでおけば数日保存できるのもうれしいポイントです。
豚こま肉をよく買う人ほど、ぜひ一度作ってほしい!