鳴り止まない着信と一方的な要求
私の携帯電話に、元義両親から立て続けに電話が入りました。どうやら今になって離婚を知ったようで、「自分の娘の教育費くらい払いなさい!」「離婚しても親なんだからちゃんとしろ!」と、かなり強い口調で迫ってきました。私は冷静に、娘の親権は私が得ていることを伝えましたが、2人は信じられない様子です。
「父親が親権を取るなんて、何か裏があるはずだ」「ちゃんと説明しなさい」と声を荒らげ、さらには「今からそちらへ行く」と言いだしました。
冷静に伝えた親権の理由
私は、突然の訪問は控えてほしいと伝えた上で、親権については家庭裁判所で正式に判断された結果であること、そして離婚に至った理由についても、必要な範囲で説明しました。
元妻が婚姻中、特定の人物と不適切な関係を持っていたこと、その事実が、親権を判断する際の事情の1つとして考慮されたこと……。それを伝えると、元義両親は言葉を失った様子でした。
元義両親は、これまで元妻の話だけを聞いていたようで、私の説明を受けて初めて状況を理解したようでした。
私は、「娘はあなた方にとっても大切な孫のはずです。あの子の将来を第一に考え、感情的な行動は控えてほしい」と伝えました。電話の向こうで、しばらく沈黙が続きました。
その後、関係者が集まる話し合いの場が設けられ、私も同席しました。元義両親と元妻、そして関係する人物が出席し、これまで家庭内の問題として扱われてきた出来事について、第三者を交えて整理する場となりました。
第三者確認で見えてきた食い違い
私は、離婚手続きを進める過程で、すでに第三者を交えた確認がおこなわれていたことを説明しました。その確認の中で、家庭内の話し合いだけでは判断できない事情が明らかになり、元妻と、その関係が問題視されていた相手それぞれの説明を照らし合わせたところ、やりとりの経緯や時系列に食い違いが見受けられました。そのため、当事者同士の説明だけでは整理が難しい状況であると判断されたことを伝えました。
その話を聞いた元義両親と元妻は言葉を失い、場の空気は一気に重たいものへと変わりました。元妻と関係者は改めて質問に答えようとしましたが、説明はかみ合わず、その場で明確な説明ができる状況ではないように見えました。最終的には、その場で結論を出すことは避け、関係各所で事実確認を進めるという形で話は収まりました。
話し合いの後、元義両親は私に深く頭を下げましたが、起きてしまったことをなかったことにできるわけではありません。それぞれが、自分の行動と向き合う必要があるのだと、私は静かに受け止めました。
一連の出来事が落ち着いた後、私は娘と向き合い、これからの生活について改めて考えました。感情に流されず、必要な手続きを踏み、娘にとって最善の環境を整えること――それが親としての責任なのだと、今ははっきり思えます。
まとめ
捨てる神あれば拾う神あり。人の弱さも現実も知る出来事でしたが、これからは娘のために、地に足のついた穏やかな生活を築いていくつもりです。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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