年齢に合わないおもちゃを買い与える理由は…
あるときは手作りビーズアクセサリーキット、またあるときは漢字が使われている絵本……。遊び方がわかからず、漢字も読めない娘は興味を示しません。特にビーズは1歳の娘にとっては誤飲の危険性があるため、私としても積極的に遊ばせないようにしていたのです。
するとそんな娘と私の様子を見た義母は、あからさまに不機嫌な口調で「せっかく買ってあげたのになんで遊ばないの!?」とため息をつきながら文句を言ってきました。
「近所のAさんのお孫さんはあんなにじょうずに遊んでいるのに!」と言って見せてきたのは、近所に住む4歳の子どもが同じおもちゃで遊んでいる動画。「ほら、絵本もひとりで読んで賢いわよね!」と言います。私は「Aさんのお孫さんは4歳ですので……」と言うと、「あら、2歳のときにはできてたらしいわよ。私もAさんに見せたいの! どうやったら孫ちゃんもできるようになるの~?」と言います。
どうやら義母は、自分が買ってあげたおもちゃで遊ぶ賢い孫を友人にアピールしたいようでした。
まだ1歳の娘を責めるような言葉に腹が立った私は「娘をご自分の自慢の材料に使わな
いでください!」と義母を一喝。まさか言い返されると思っていなかったのか、義母は驚いた様子で「まあ! そんなことしないわよ!」と言いましたが、見かねた夫が「大切なのは娘の安全と嫁の気持ちだよ」というひと言に黙り込み、反省した様子でした。
対象年齢は、安全におもちゃで遊ぶために設けられた基準。娘のことをかわいがってくれるのはうれしいですが、娘は義母の自慢のためにいるわけではありません。この一件を機に、今後私も自分の自慢のために子どもに過度な期待をすることは絶対にしないと心に誓ったのでした。
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直径39mm以下(トイレットペーパーの芯を通る物)は誤飲するおそれがあるため、赤ちゃんに渡さないでください。また、誤飲や窒息などの事故を防ぐため、おもちゃは必ず対象年齢を確認し、お子様の発達段階に合った物をお与えください。
著者:安藤沙奈/20代・ライター。2歳の娘を育てるママ。娘が生後7カ月のときに復職。夫は残業で帰宅時間が遅く、平日はほぼワンオペ。子どもを寝かしつけたあとに、自分へのご褒美で食べるスイーツが大好き。
イラスト:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています