

初めてのバレンタイン
夫と付き合い始めたばかりのころ、もうすぐバレンタインデーということで、私は彼に手作りチョコレートを渡す計画を立てました。
お互いの予定を調整して、バレンタインデーに近い日にデートをすることに。私は、彼にどんなチョコレートを作ろうかなとレシピを検索して、チョコレートを作る前から「渡したら喜んでくれるかな」「うまく作れるかな」など、とてもドキドキしていました。
いよいよ当日
そして、迎えたデート当日。私は、朝早くに起きて彼に渡すチョコレートを作り、かわいくラッピングをしました。完成したチョコレートはかばんの中に隠し、私はドキドキしながら彼との待ち合わせ場所へ。
彼とのデート中、私の頭の中は「いつチョコレートを渡そう?」という悩みでいっぱい。何度も渡すタイミングを見計らっていたものの、結局彼にチョコレートを渡すことができず……。彼が「じゃあそろそろ帰ろうか」と言い、デートが終わってしまう時間になりました。
駅の改札が見えてきたとき、「このままじゃ彼にチョコレートを渡せずに終わっちゃう!」と焦った私は、思い切って彼をカフェに誘うことに。帰り際、突然カフェに行こうと誘われた彼はびっくりしていましたが、「いいよ」と言ってくれました。
果たして彼の反応は?
そして、私はドキドキしながら「あの! バレンタインデーだから……これ」とチョコレートを彼に渡しました。すると、チョコレートを受け取った彼から「これを渡すためにわざわざカフェに誘ったの?」とキョトンとした表情で言われたのです。
彼が喜ぶ姿を想像していた私は、予想外の彼の言葉にショックで「うん……」と返事をするので精一杯でした。 彼にチョコレートを渡そうと考えた日からずっとドキドキして、喜んでくれるのを楽しみにしていたからこそ、あまりに薄い反応で少し悲しい気持ちになってしまったのです。
あれから数年後、私たちは結婚しました。一緒に生活をしている今では、あのときのようにチョコレートをいつ渡そうかと悩むことはなくなり、チョコレートを渡すのに苦労していたこの出来事を思い出して、「あのときは緊張したなぁ……」と懐かしい気持ちになっています。
著者:nanoka22/社会人として約10年働いたのち、現在は2児の30代ママ。収入源を複数化し、働く時間と場所を問わない働き方を模索中。コンテンツクリエイターとして、自身の経験をもとにした体験談や考えを執筆している。
作画:しお
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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