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高熱で倒れても介護優先「気合いで治せ!サボるなら離婚だ」→「はい、喜んで♡」夫が青ざめたワケは?

私は半年前から夫の実家で、義母・義妹・姪と同居しています。もともとは足腰の弱った義母を、自宅から通いで介護していました。ところが、離婚した義妹が戻ってくることになり、状況は一変。義妹に仕事が見つかるまでの間、生活を共にしながら姪の面倒を見ることになったのです。

同居が始まってからというもの、家事のすべてに加え、義母の介護、さらには姪のお世話まで、すべてが私の肩にのしかかってきました。半年が過ぎても仕事は決まらず、私も限界を迎えていたのです。

夫に相談しても、「シンママの妹は大変なんだ」「母さんは体が不自由なんだから、助けるのは当たり前だろ」と一蹴されるばかり。私は仕事を減らして、義家族のお世話をする時間を作っていました。

 

それなのに義母からは「掃除が雑ね、育ちが知れるわ」と嫌味を言われ、気に入らないと近くにあるリモコンやお菓子を投げつけられることも珍しくありませんでした。義妹は求職中と言いながら毎日遊び歩き、自分の子の育児すら私に丸投げです。

 

夫も仕事が忙しいと言って、休日すら一切の手伝いをしてくれません。私には、1日たりとも休まる暇がありませんでした。

踏みにじられた約束

そんなある日、私は半年ぶりに美容室の予約を入れました。唯一の息抜きとして、夫にも「この日は姪を見ていてほしい」と何度も念押しして約束を取り付けていたのです。ところが当日、夫から届いたのは「友だちと食事に行くから帰れない」という身勝手な連絡でした。

 

「半年ぶりにやっと予約したんだよ。お願い、帰ってきて」と訴えても、夫は「美容室なんてキャンセルしろ。お前のことなんて誰も見てない」とバカにするように笑うだけ。私がどれだけ毎日頑張っているかと訴えても「同居くらいでガタガタ抜かすな。次に口答えしたら離婚届を出してやるからな」と言うのです。

 

その言葉を聞いた瞬間、私の中で張り詰めていた糸が切れました。夫にとって私はパートナーではなく、ただの便利な「無料の家政婦」でしかなかったのだと、残酷な現実を突きつけられたのです。

 

高熱の夜に突きつけられた冷酷な言葉

決定打となったのは、その1カ月後のことでした。私は朝から激しい悪寒に襲われ、夜には39度を超える高熱を出して倒れ込んでしまいました。

 

フラフラになりながら夫に連絡し、せめて明日1日だけでも義妹に家にいてもらえるよう頼んでほしいと懇願しました。しかし、夫の返答は冷酷そのものでした。

 

「一晩で気合で治せ。明日サボったら即離婚だぞ。うちの家事も手を抜くな!」

 

私がどれほど苦しくても、彼らが心配するのは「自分たちの世話を誰がするのか」ということだけ。さらに夫は、義妹が育児を放棄して私に姪を押し付けている理由を、「養育費目当てで親権を取っただけだから、あいつが育児をするわけないだろ」と笑いながら話したのです。

 

体調不良すら「自己管理不足」と責められ、脅しの道具として「離婚」を突きつけられる——この人たちと一緒にいたら、心も体も壊されてしまう。そう確信した私は、夫が私を脅すためにちらつかせていた離婚届に自分の名前を書き込みました。

姪を救うために……

翌日、役所に離婚届を提出したその足で、最低限の荷物をまとめて家を飛び出しました。向かった先は、以前から密かに連絡を取っていた姪の実の父親のもとです。

 

私は彼に、義妹が一切育児をしていない実態と、姪が置かれている劣悪な環境の証拠をすべて手渡しました。彼は涙を流して私に感謝し、すぐに児童相談所への相談と親権奪還に向けて動き出すことを約束してくれました。

 

その後、夫から「家事が回ってないぞ!」と怒りの連絡が入りましたが、私は冷静に告げました。

 

「もう離婚届は出しました。私はあなたの奥さんじゃないから、何もしません」

 

夫は「本気で離婚するつもりじゃなかったんだ」とうろたえ、必死に謝罪を口にしました。けれど、今さら何を言われても私の心には響きません。

 

義家族の末路

私が去った後の家は、まさに地獄絵図となったようです。数日で家の中は荒れ放題。育児すらしない義妹が義母の介護をするはずもなく、家の中でめちゃくちゃだと、元夫から泣き言の連絡が来ました。

 

さらに、義妹は親権を元夫に奪われ、あてにしていた養育費がなくなったどころか、自分が支払う側になりました。無職の彼女に払えるはずもなく、義母の貯金を取り崩して払っているようです。

 

しかしそれもいつか底をつくでしょう。そのとき苦しむのは自分たちであることには、まだ気付いていないのかもしれません。

 

「どうすればいいんだ、助けてくれ」とすがり付く元夫。私は冷めた声で、「家族なんだから、助け合うのが当たり前なんでしょ? あとはご自分でどうぞ」とだけ告げ、すべての連絡先をブロックしました。

 

私は現在、新たな生活を始めています。姪がお父さんと幸せに暮らしているという知らせは、今の私にとって唯一の救いとなりました。夫や義母、義妹がどうなっても構いません。ただ、姪だけは幸せになってほしいと願っています。

 

◇ ◇ ◇

 

「家族だから」という言葉は、本来支え合うためのものであり、誰か一人に犠牲を強いるためのものではありません。大切な人が苦しんでいるときに手を差し伸べられない関係は、本当の意味での家族とは言えないでしょう。

 

困難な壁にぶつかったときこそ、ひとりで抱え込まずに言葉を交わし、どんなこともふたりで助け合って乗り越えていける——そんな、お互いの存在が一番の支えになるようなあたたかな夫婦関係を築いていきたいですね。

 

 

【取材時期:2026年1月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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