シールのトラブルを知り、言葉を失った私
昼休みに折り紙係のAちゃんが、Bちゃんと娘に手伝いをお願いしたところ、「何かくれるならいいよ」「じゃあ給料はシールちょうだい」という流れになったそうです。Aちゃんははっきり断れず、手伝ってもらった分のシールを渡すことになり、それが2〜3カ月続いているとのこと。
Aちゃんのシールの減り方が不自然だと気づいたAちゃんのお母さんが事情を確認し、今回のことが発覚したとのことでした。Aちゃんのお母さんからは「うちの子がはっきり言えないのが一番いけないのですが、やっぱり平等ではないので、お子さんにも話してもらえますか」とお願いされました。
私はすぐに娘に事実確認をし、Aちゃんへの謝罪と、受け取ったシールの返却をするよう伝えました。そしてAちゃんには直接謝罪し、みんなで話し合った結果、今後は学校にシールを持ち込まないことに決めました。
まさか、わが子がそんなことをしていたなんて本当に驚きましたし、Aちゃんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。こうしたことはシールに限らず起こり得るものだと思うので、これを機に娘ともっと丁寧に話をしていきたいと思いました。
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子ども同士のやりとりは、本人たちにとっては「ちょっとしたお願い」や「遊びの延長」のつもりでも、気づかないうちに一方だけが負担を抱える形になってしまうことがあります。今回のように“物のやり取り”が絡むと、相手が断りづらくなり、トラブルが長引いてしまうことも。
大切なのは、早い段階で大人が気づき、事実を確認したうえで誠実に対応することです。そして子どもには、「相手の気持ちを想像すること」「嫌だと思ったら断っていいこと」を、日ごろから繰り返し伝えていきたいですね。
著者:花田しおり/30代 女性・パート。5歳、9歳の子どもを育てる母。趣味はハンドメイド。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)