【料理が下手な人の特徴】なぜか全員やっているNG行動4選
「なんで料理がうまくいかないんだろう……?」
そう言っている人を観察すると、だいたい同じ罠にハマっています。
それがこちら。
・味見をしない
・下味をつけない
・レシピを読まない
・焼き・揚げの最中に触りすぎる
調理師からすると、不思議なんですが、だいたいこれやっています。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
【料理が下手な人の特徴①】味見をしない(なぜか完成までしない)

まずはこれ。味見をしない問題。
あるあるの流れがこちら!
・まず、調味料を入れる。
・フライパンを見つめる。
・そのまま完成。
「えっ、味見は?」となります。
「なんで味見をしないの?」と聞くと、「大丈夫かなって思って」という、希望的観測。
もはや眉唾物の都市伝説並みの信頼度の答えが返ってきます。
これは何なんでしょうね。実は調理師の現場でも結構あるんです。
「味見してほしい」と言われて、食べてみると、目が覚めるくらいしょっぱくて、取り返しがつかない、みたいなこともありました。
最低限、味見をするのは、やったほうがいいですね。
料理がうまい人の味見の仕方
「じゃあどれくらい味見したらいいのか?」
筆者の感覚は下記のとおり。
・調味料を入れたら、都度味見
・完成間近に味見
・最終確認で味見
これくらい味見しています。
何かしたら味見、みたいな感じ。
これだったら、途中で軌道修正をすることもできます。
味見をしないで、最後まで作ることは、車で左右確認せず曲がることと同じ。
いつかは事故を起こしてしまうので、注意しましょう!
【料理が下手な人の特徴②】下味をつけない(あとで何とかなる思考)

続いて多いのが、レシピにある"下味"工程を省いて、下味をつけないことです。
ここでいう下味は、食材や下茹で・茹で湯など“土台の味付け”全般のことですね。
「あとで味を足せばいいでしょ?」
……残念ですが、なりません(笑)。
・肉をそのまま焼く→「なんか味が薄い」
・パスタの茹で汁に塩を入れない→「なんか味が薄い」
・野菜をそのまま焼く→「なんか味が薄い」
「なんか味が薄い」と思って、後から味を足しても、後の祭り。
下味をつけることで、食材を噛んだ時の塩分の調整や臭みを消したりする効果もあります(後からでは、無理なんです!)。
持論ですが、下味をつけない料理は、最初の一口だけ味がして、噛めば噛むほど「……薄いな?」となります。
下味をつけることを軽視しないで、しっかりとつけるようにしましょう。
料理がうまい人の下味の付け方
「じゃあどんな感じで下味をつけたらいいの?」と思う方もいるでしょう。
筆者が意識しているのは、いつもひとつ!
「そのまま食べてもおいしい」かどうか。
例えば、肉野菜炒めを作るとします。
・肉を焼く前に下味をつける→焼いた後にそのまま食べてもおいしいくらいを意識して下味をつける
・焼いた肉を味見してみて、薄ければ野菜の方は塩多め、濃かったら野菜の塩は少なめを意識
・野菜を炒めるときに下味をつける→味見しておいしいか確認
みたいな感じです。
焼く前の肉は味見できないので、野菜側で調整します(肉は薄味気味を意識)。
そして、最後に調味料で、調整してあげるイメージ。
どうでしょうか?
おいしい肉野菜炒めが出来そうな気がしますよね。
こんな感じで、下味をつけてあげると、格段に料理がおいしくなるので、ぜひ試してみてください。
【料理が下手な人の特徴③】レシピを読まない(無視する)

続いては、レシピを読まない、もしくは、無視してしまう……です。
・材料の切り方が自己流
・作業の手順を把握していない
・入れる調味料の分量が適当
など、いろいろカオスになってきます。
そして、レシピを見ながら、作っていても、「あ、これ先にやるやつだった」など、見落としがあって、結局料理がダメになってしまうなんてことも。
料理がうまい人のレシピの見方
「じゃあどんな感じでレシピを見るの?」と思う方もいると思います。
結論から言うと「最初に全体像を把握しておく」という、意識が大切です。
・材料の切り方
・使う調味料や分量
・作業手順の大まかな把握
などなど。
全体像を把握しないで作ることは、知らない場所をカーナビなしで行くようなものです。
多分速攻迷子になります。気づいたら、反対だったなんてこともあるかもしれません。
料理も同じで、レシピ(地図)を読んで、全体像を把握してから、作るのがおすすめです。
【料理が下手な人の特徴④】焼き・揚げの最中に触りすぎる

最後のやりがちなことは、
・ハンバーグを押す
・天ぷらを混ぜる
・肉を何度も裏返す
など、料理に慣れていない人ほど、手に落ち着きがありません。
これは、漫画とかでよくあるシーンに似ていると思っていて、下記みたいな感じ。
・弱いキャラ「刀をブンブン振り回して、何度も切る」
・強キャラ「落ち着きがあり、相手の隙をついて、一振りで決める」
料理もこれと同じで、ベテランほど落ち着きがあります。
そして、対極に、料理が下手な人ほど、落ち着きがありません。
「なんとなく雰囲気はわかった。でも、なんで触りすぎがいけないのか?」と思いますよね。
理由は下記のとおりです。
【ハンバーグを押す】
□やってはいけない理由
・肉汁が外に流れ出て仕上がりがパサつく
・中の水分と脂が逃げてうまみも一緒に失われる
□なぜやってしまうか
・ジュワッと音や脂が出ておいしくなる気がする
・火が通っているか不安で確認したくなる
【天ぷらを混ぜる】
□やってはいけない理由
・衣がはがれやすくなり油の温度も急激に下がる
・結果、衣がベタつきやすくなる
□なぜやってしまうか
・くっつくのが怖い
・均一に火を入れたいという気持ちから
【肉を何度も裏返す】
□やってはいけない理由
・焼き色が付きにくく肉汁が安定せず流れやすい
□なぜやってしまうか
・焦がしたくない
・中が生じゃないか心配で頻繁に確認してしまう
料理がうまい人の対応
料理がうまい人ほど「なるべく触らない」を徹底しています。
触る時は、必要最低限。
触れば触るほど、形が崩れたり、焼き色がつかなかったりするからです。
「じゃあいつ触ってもいいの?」と思う方もいると思うので、触る基準を解説します。
触るのは下記のとおり。
・焦げ防止→少しスライドするイメージ
・焼き色の均一化→左右をそっと入れ替える
・焼き始め(揚げ始め)は触らない→ある程度火が通ってきたら
こんな感じです。
そして、触る時には、なるべくやさしく。
豆腐を扱うくらいのイメージでもちょうどいいです。
「あんまり気にしていなかった」という方は、なるべく、形を崩さないように意識して、触ってみてくださいね。
【結論】基本を守ると急にラクになる【脱・料理が下手な人の特徴】
この記事では、「料理が下手な人の特徴"やりがちな行動4選"」をご紹介しました。
しっかりと、
・味見をする
・下味をつける
・レシピを読む
・触りすぎない
を実践することで、見違えるように料理がおいしくなりますよ。
いや、むしろ料理上級者になれます。
知った瞬間から「なんか最近おいしくなった?」と、料理が劇的に変わるはず。
ぜひ今回紹介した方法を試してみてくださいね。