気持ちはわかるけど…
その光景を初めて見たのは、夫と結婚する前でした。彼は冷凍庫からカップタイプのアイスクリームを取り出してきて、スプーンで食べ始めたのですが……。食べ終えたあと、蓋についていたアイスクリームをぺろっと舐めたのです。
その瞬間、「あ、そういう人なんだ。無理かも……」と少しだけ気持ちが冷めました。きれいに食べ切りたい気持ちはわかりますが、ぺろぺろと蓋を舐める行動が、私の中でなんとなく引っかかってしまったのです。ちなみに夫は、ヨーグルトを食べるときも同じことをします。
夫婦になって長い年月が経った今は、そんな光景にも慣れ、特に気にしなくなりました!
◇ ◇ ◇ ◇
食べ方の癖に気になるところがあると、清潔感や育ちの印象に結びつけてしまいがちですよね。恋人時代なら幻滅しそうな「素の姿」も、裏を返せば、パートナーが心を許している証拠。当初の「冷めた」感覚が、時間をかけて「許容」へと変わっていくのが、結婚生活のおもしろいところです。
飾らない夫と、ありのままの姿を受け入れた妻。その空気感こそが、長年連れ添って家族になった証なのかもしれません。
著者:竹内りえ/40代女性・専業主婦
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)
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