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「1カ月の大半が出血している」43歳で続く不調の原因はストレス?婦人科で医師が告げた診断に言葉を失う

40〜50代は、生理にまつわる不調が起きやすい時期。今回は更年期障害による不正出血や、生理不順、閉経前の生理不順治療を経験した女性たちのエピソードをお届けします。なかなか人には聞きづらい、漢方治療やホルモン補充療法などの経験者の声は、とっても参考になると思いますよ!

 

突然の不正出血、そして意外な診断結果

医師の発言に驚く女性

 

秋の終わりごろから風邪をひきやすくなり、2度ほど発熱するなど、体調不良が続いていました。年が明けてからは不正出血が始まり、1カ月の中で出血していない日のほうが少ないほど、症状が長引いて……。

 

最初はストレスが原因かと思っていましたが、症状が続くため思い切って婦人科を受診することに。内診の結果、医師から「更年期障害ですね」と告げられました。当時43歳だったため、更年期障害はまだ先のことだと思い込んでいた私。更年期障害というと、気分の落ち込みやホットフラッシュのイメージが強かったのですが、生理不順や不正出血から始まることも珍しくないと知りました。

 

ホルモンバランスを整える薬物療法も提案されましたが、更年期障害という事実をまだ受け入れられず、少し抵抗がありました。でも現状の症状に困っていたため、漢方治療を選ぶことに。漢方治療を始めてから、約1年かけてゆっくりと不正出血などの症状が改善に向かいました。正直、漢方薬がここまで効き目があるとは思っていませんでしたので、いい薬に巡り会えてよかったです。

 

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)

2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

 

◇◇◇◇◇

まだ遠い存在だと思っていた更年期でしたが、予想より早く訪れ、しかも生理不順という一般的な症状から始まったため最初は戸惑いました。ですが、時間をかけて少しずつ受け入れられるようになってきています。幸いにも他の大きな症状は出ていませんが、これも漢方薬のおかげかもしれません。

 

著者:草野みどり/40代女性・主婦

イラスト/エェコ

 

いちご狩りの最中にイヤな感触が

予期せぬ出血に戸惑う

 

40歳を過ぎてから、それまで決まった周期で来ていた生理が不順になってきました。以前は生理予定日よりも遅れることが多かったのですが、最近は2〜3日早く来るようになっていました。とはいえ、基本的には毎月30日周期で生理が来るため、生理用品を常に持ち歩くくらいで大きな問題はなかったのですが……。

 

春休みのことです。子どもたちのリクエストで、自宅から自転車で30分ほどの場所にあるいちご農園へ家族4人でいちご狩りへ。いちご狩りの最中にかがみ込んだ瞬間、「下半身にドロッとしたイヤな感触」が。まだ生理予定日まで5日もあるのにもかかわらず、生理が始まってしまったようでした。

 

生理用品は持参していましたが、いちご農園のビニールハウス内や農園周辺にはトイレがない状況。対処が難しいため、夫に子どもを任せ、急いで自転車で30分かけて自宅に帰ることに。周囲の安全に気を配りつつ、必死の思いで急いで帰宅しました。幸い、家に着くまで知り合いにも会わず、なんとか事なきを得ました。

 

◇◇◇◇◇

家に帰ってしばらくすると、夫と子どもたちがいちごを持って帰って来て心配してくれました。結局、私が摘み取ったいちごはたったの1個だけ。こんなことなら、最初からナプキンをしていればよかった……と思ったものの、後悔先に立たずです。これからは、外出先にトイレがあるか必ず確認しなければと痛感した出来事でした。

 

著者:大野肉美/40代女性。2015年、2019年生まれの女の子のアラフォー母。育児の傍ら在宅ワークをおこなう。趣味はK-POPや音楽活動。日常生活のクスっと笑えるエピソードを読んだり聞いたりするのが大好き。モットーは「一日一笑」。

イラスト/sawawa

 

 

42歳で始めたホルモン補充療法

ホルモン補充イメージ

 

30歳ごろに若年性更年期障害を経験した後、40代で再び生理周期が体調によって変動し始め、2カ月以上生理が来ないことも。42歳の健康診断で医師に生理不順を伝えたところ、「ホルモンバランスが乱れている」と指摘されました。

 

45歳までに閉経すると今後の生活に影響があるという説明を受け、後日婦人科を受診。血液検査の結果から、ホルモン補充療法(HRT)を勧められました。ホルモン補充療法には「経口剤」「貼付剤」「塗布剤」の3種類があるとのこと。私が選んだのは、胃腸や肝臓への負担が少なく、簡便な「貼付剤」(シールタイプ)。下腹部に3日ごとにシールを貼り替える方法で治療を開始しました。

 

閉経前の生理不順治療だったため、エストロゲンとプロゲステロンを併用して投与。薬剤シールを貼り始めてから2週間ほどで生理が来ました。その後は定期的にシールを貼ることで、生理不順が改善し、毎月生理が来るように。

 

ホルモンを補充することで、肌や粘膜の健康維持効果も期待でき、実際に肌や粘膜の萎縮を抑える効果も実感。ホルモン補充療法は「ホルモンが減少することで生じるさまざまな症状を改善する」といった効果があり、まさにその通りと実感した治療でした。

 

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)

2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

 

◇◇◇◇◇

ホルモン補充療法により、困っていた生理不順が改善されました。薬剤シールを貼る治療法でしたが、かぶれなどもなく数年治療をしていますが特に問題はありません。またホルモン補充療法で、将来の骨粗しょう症のリスクを減らせるという効果もあると医師から伝えられ、生理不順を改善するために始めた治療は、「イライラしやすい」「不安になりやすい」といった症状の改善にも効果があり、精神面にも良い影響をもたらしてくれました。

 

著者:熊川るな

 

まとめ

「更年期」=「ホットフラッシュ」というイメージが強いですが、今回の方々のように「生理周期の変化」や「予期せぬ出血」が最初のサインになることも多いようです。 「まだ若いから」「ただの疲れ」と自己判断せず、自分の体の変化を記録し、婦人科を「体調管理のパートナー」として活用する勇気を持ちたいですね。早めの受診が、10年後の健やかな毎日につながります。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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