その後も、レオくんの問題行動は連日続き、ついにようさんは、レオくん親子と話し合うことに。ところが、ここでもレオくんは「やってない」と否定。横柄な態度の母親とも話し合いにならないため、ようさんは仕方なく、すいちゃんの学童をやめさせて距離を取ることにします。
そんなある日、すいちゃんがレオくんを連れて帰宅。
家に上がり込もうとするレオくんを玄関先で待たせたわずかな間に、レオくんは姿を消してしまい、ようさんは仕事中にもかかわらず、担任の谷本先生と手分けして探すことに。公園でレオくんを発見し、手をひいて学校へ送り届けます。
レオくんは学童を辞めたものの、自宅のカギは落とすからと持たせてもらえず、母親が帰宅する19時まで家に入れないといいます。結局その日は先生が学校で保護することになりました。
ところがレオくんは翌日もやってきます。再び、玄関で待たせるも家に上がり込み、「喉乾いた」「水筒からっぽ」と図々しく飲み物を要求。ようさんは仕方なく麦茶を出します。そして、学校に電話をしていると……?
伝わらない「常識」














小さな声でしたが、「ありがと」とお礼が言えたレオくんを認めるようさん。
ところがその直後、レオくんはすいちゃんの本を無理やり取ろうとし、揉みあいに。
慌てて駆け寄ったようさんは、乱暴しようとするレオくんに「人が嫌がることはしてはいけないの!」と声を荒らげました。
しかしレオくんは「なんで? 別にいいじゃん」と、ピンとこない様子。
本来なら親から教わっているはずの常識や人の痛みをまったく知らずに育ってきていると知り、ようさんは「親から何も教えてもらってないんだ……」と複雑な気持ちになるのでした。
▼自分にとっての“当たり前”が、すべての子どもに通じるとは限らない――。教わる機会がなければ、常識や他者への思いやりは身につきにくいものです。だからこそ、「どうしてダメなのか」をその都度伝え続ける姿勢が大切となります。
ルールやマナーが守れない子どもを拒絶したり突き放すのではなく、「今ここで教える」という視点で向き合うこと。その積み重ねこそが、子どもに社会の中で生きる力を育んでいくのかもしれません。
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神谷もち
