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「部屋が汚い」「夕食は?」出張から戻り声を荒らげた夫。激務の妻が再確認したことは【体験談】

私は県立高校で教員をしており、3年生の担任と部活動の顧問を兼ねています。帰宅は連日21時を過ぎ、休日も部活や進路対応で出勤することが少なくありません。夫も仕事柄、出張が多く、家では入れ違いの生活が続いていました。そんな忙しさが重なったある日の出来事が、今も心に残っています。

 

忙しさが重なった、すれ違いの日々

仕事に追われる毎日の中で、家のことまで十分に手が回らない日が続いていました。夫は普段とても穏やかで、多少のことでは怒るタイプではありません。

 

だからこそ、1週間の出張から戻った夫が、部屋が片付いておらず夕食も用意できていない状況を見て、珍しく声を荒らげたことに、私は戸惑いました。

 

精神的に限界だったタイミング

そのころ、学校では部活動内の人間関係をめぐり、保護者から何度も相談を受けていました。対応に追われる日々が続き、気持ちの余裕はほとんどありませんでした。

 

そんな状態で責められたことで、私は冷静さを保てなくなり、言い合いになってしまいました。気付けば、何十年ぶりかに涙が止まらなくなっていました。

 

 

思いがけない形での歩み寄り

言い合いの後、夫は何も言わず、近所の商業施設内にある和食店へ連れて行ってくれました。外で並んで食事をするうちに、少しずつ気持ちが落ち着いていったのを覚えています。

 

子どもたちはすでに独立し、今は夫婦2人の生活です。食事を終えた後、「これからは無理をため込まず、助け合っていこう」と話し合い、この出来事は静かに収まりました。

 

まとめ

忙しさの中で余裕を失っていたのは、私だけではなかったのかもしれません。あの夜の出来事を通して、言葉にしなければ伝わらない気持ちがあること、そして支え合うことの大切さを、改めて実感しました。今も忙しい日々は変わりませんが、あの日の会話は、夫婦で向き合うきっかけになったと感じています。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:広田寛子/50代女性・公務員

イラスト:きょこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年1月)

 

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