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「いきなりシャンプーはダメ?」うねり髪の悩みに美容師が助言したエイジング毛の正体と意外な洗髪方法

更年期を迎えて髪質が変わったせいか、うねる髪が出たり、片方だけがはねてしまったり、ふんわりうまくまとまりません。昔はさらさらのストレートヘアが自慢だったのに、髪にハリやコシが失われ、以前のようなヘアスタイルが似合わなくなってきました。ブローしてもツヤが出ない! 髪はなるべく切りたくない! そんな悩みを抱えた私の取った対策をお話しします。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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ショック!髪質の変化は老化のサイン?

片方だけ髪がはねる、うねるといった髪質の変化について、いとこの美容サロンにカウンセリングに行きました。彼女は長年美容業界にいるだけあって、髪も爪も手入れが行き届いていてきれい。いつもツヤツヤのセミロングをキープしています。どうやったら、彼女みたいにうまく髪がまとまるのか相談してみることに。

 

更年期になると女性ホルモンが減り、体内のコラーゲン量も減少するため、肌や髪の水分保持力も低下頭皮や髪も乾燥すると生え際のクセが強くなり、髪がはねるのだそうです。美容師の間では「エイジング毛」と呼ばれる、こうした大人になってから出てくる髪のクセやうねりは扱いが難しく、昔のようにはうまくまとまりません。

 

いとこのカウンセリング後、私が取った対策は次の通りです。

 

1.シャンプー剤を見直す

2.シャンプーの方法を見直す

3.流さないトリートメントをつける

4.ドライヤーでしっかり乾かす

 

追って順番に、実際におこなった様子をお伝えしていきます。

 

シャンプー前のひと手間とシャンプーの見直し

まずアドバイスをもらったのが、シャンプーの方法です。いきなりシャンプーをするのではなく、シャンプー前に粗めのクッションブラシ(ブラシの根元部分がクッション状に柔らかくなっているもの)でブラッシングするのが大事なことを教えてもらいました。このひと手間で髪と地肌の汚れを浮かしてくれるそうです。

 

お湯の温度を38度くらいに調整して予洗いします。熱すぎるお湯で頭皮を洗うと、本来なら必要な皮脂まで溶け出してしまうため、頭皮が乾燥してしまうそうです。

 

次に、シャンプーをよく泡立て、指で地肌をマッサージするように洗います。再び38度のお湯ですすぎますが、このとき頭皮にシャンプー成分の残留物を残さないように注意されました。髪の表面だけでなく、内側や耳の後ろ、後頭部などにもシャワーを当てて血流を促すようにしっかりすすぐのがポイントのようです。

 

また、シャンプーの方法だけでなく、家で使っているシャンプーを見直すようアドバイスを受けました。アミノ酸系シャンプーは洗浄力がやや弱いそうですが、適度な皮脂を地肌に残してくれるので、アラフィフ世代の地肌環境には最適だと教えてもらいました。

 

とはいえ、サロン仕様のシャンプーは、家族みんなで毎日使うにはやや高価なので、ドラッグストアでコスパの良いアミノ酸系シャンプーを探すことにしました。それまでは、よくテレビなどで宣伝されている石油系シャンプーを使っていました。泡立ちが良いのでしっかり洗える分、髪や頭皮の脂を取り過ぎていたような気がします。

 

 

髪質に合ったトリートメントをつける

洗髪後の濡れた髪は、自然乾燥で放置すると雑菌が繁殖して、においやかゆみの原因になるのだそうです。かといってそのままドライヤーで乾かすと髪が傷んでしまうため、洗い流さないタイプのトリートメントをつけるのが良いとアドバイスを受けました。

 

トリートメントにはミスト・ミルク・オイルの3種類がありますが、私のような細くて柔らかい髪には、ミストタイプを選ぶのがコツとのこと。トリートメントは表面に被膜を作って髪を保湿してくれるそうです。

 

トリートメントについても、正しいつけ方を教えてもらいました。まず、しっかりタオルドライしてから、髪を粗めのくしでとかします。洗い上がりの髪は絡まりやすいので、毛先から中間、頭頂という順番でとかしていきます。

 

トリートメント剤を手に少量とって髪の毛先からコーティングし、再びとかします。このとき、たとえミストタイプのトリートメントであっても直接髪にスプレーしないよう注意されました。

 

ドライヤーを味方につける!

美容院で乾かし方のコツも教えてもらいました。うねりを抑えるドライヤーのかけ方は、髪を下方向に軽く引っ張りながら乾かすと良いそう前髪がある場合は、一番最初に乾かすと生えグセの収まりが良くなるそうです。

 

手ぐしで根元を引っ張りながら乾かし、8割方乾いたところで、ブラシで根元を立ち上げながら、中間から毛先にかけて乾かします。今まではタオルを頭に巻いたままでしたが、濡れたまま自然乾燥すると、タオルの中は体温で室内干しのような環境になるそうです。それがにおいやかゆみの原因にもなってしまうとか。

 

3つの対策を続けていくうちに頭皮の皮脂を取り過ぎず、清潔に保てるようになって、かゆみも解消されました。また、ブラッシングやシャンプーで血流を促すことができたせいで、気になっていた抜け毛も以前より気にならなくなったように感じます。髪の根元からしっかりドライヤーで乾かすようにしてからうねりも減ったような気がします。

 

まとめ

髪のうねりやはねは、単なる髪質の変化ではなく地肌からのサインだったのだと気付かされました。高価なヘアケア剤を買い足す前に、まずはシャンプーの方法や乾かし方といった毎日の基本を丁寧に見直すことが、結果的に一番の近道になりました。

 

最初は「髪まで老化するなんて」とショックでしたが、自分の髪の変化を認めて正しく手をかけてあげることで、以前よりも自分の髪を愛おしく感じられるようになっています。これからも年齢に抗うのではなく、今の自分に最適なケアを楽しみながら続けていきたいです。

 

【久野先生からのアドバイス】

更年期や加齢による髪質の変化を感じると、つい「もっと高価なアイテムを買わなければ」と焦ってしまいがちです。しかし、本当に大切なのは「今ある髪と地肌をいかに丁寧に扱うか」という日々の向き合い方です。

 

今回の体験談にあるような「シャンプー前のブラッシング」や「38度のぬるま湯での予洗い」といった基本の積み重ねこそが、どんな高級な美容液にも勝る最高のエイジングケアとなります。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)

著者:蜂谷 かぬこ/50代女性。海と山が好きな元体育会系母。高齢出産後に視力と体力が落ち、毎日ブラッシングのたびに抜け毛の量に恐怖を感じている。最近、テニスエルボーから五十肩に移行。

イラスト:村澤綾香

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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