乳がん治療の説明を受けるマコモさん。先生は内的な治療を提案し、「卵巣機能を止める注射を打つ」と話します。そのため「子どもは産めません」とも。突然、しかも淡々と告げられマコモさんはとっさに「別にいいです」と答えます。
その後、先生は「マコモさんのタイプにあった治験の薬がある」と、治験コーディネーターの山田さんを紹介して……。
条件を満たしていたことで…




「治験とは新しく開発される薬の候補が、安全に効くのかどうか検査するために人に対しておこなう試験のこと。日常の診療とは異なり、研究的な側面も持っています」と説明してくれた、治験コーディネーターの山田さん。
今回私が声をかけられたのは、条件を満たしていたからです。
試験には段階があり、今回は第三相試験とのことでした。
この第三相試験を通過し、承認されたら新しい薬として使用可能になるそうです。
「あと一歩のところの治験薬なわけか」
なんだか、すべてが新鮮でした。
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治験に参加することになったマコモさん。通常の診療ではまだ使えない、将来の「標準治療」になるかもしれない薬をいち早く使用できる可能性があり、マコモさんのデータが、将来同じ病気で悩む誰かの命を救うための貴重なエビデンスになり得ますね。
さらに、先生とは立場が違う治験コーディネーターが付いてくれることで、「先生には聞きにくいけれど、これってどうなの?」 「副作用が少し怖いんだけど……」といった不安が聞きやすい環境になったのではないでしょうか。治療をひとりで抱え込まず、こうした専門スタッフを頼ることで、より納得感のある選択をしていけるのは心強いことですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
外部サイト:乳がんサバイバーマコモの記録(外部リンク)
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