経験したことのない強烈なかゆみに襲われ…

初夏の朝、襟足付近にかゆみを感じ、触るとぷっくり腫れていたため「蚊に刺された」と思いました。普段なら数日で引くはずが、1週間過ぎても治まらず、逆にかゆみの範囲が後頭部や耳の周辺まで拡大していきました。
最初に頭皮にかゆみを感じた日から約1カ月が過ぎたころ、頭皮全体が経験したことのない強烈なかゆみに襲われます。仕事中や運転中も集中できず、精神的に追い詰められるほどに。
ついに皮膚科を受診。診断の結果、原因は蚊ではなく「汗が原因の頭皮の炎症」であることが判明しました。処方された飲み薬と塗り薬が終わるころには、すっかりかゆみもなくなっていました。
しかし、薬をやめて1カ月後に再びかゆみが出たため早めに再受診。医師に相談して「治療用の医薬品シャンプー」を処方してもらいました。その後、3回目の診察も受けたのですが、2回目の診察時と同じシャンプーを処方してもらって、現在も治療をしているところです。頭皮用の塗り薬はかゆみが出たときだけ使っています。今のところ、順調に回復しているように感じています。
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今回は症状がひどくなる前に医師に相談したことが、悪化させず、快方に向かわせているのではないかと感じています。また処方された治療薬に効果を感じないようであれば、他のアプローチ法がないか相談することも、回復への近道かもしれないと感じた出来事でした。
今後も、自分の体としっかりと向き合い、限界まで頑張り続けることなく早めに医師に相談するよう、自分で自分を大切にしていきたいと思います。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:三澤 凛/40代独身・会社員。病気を機に自分の体を大切にしてあげることを痛感。食事内容に気を付け、運動する機会を増やすよう奮闘中!
イラスト/sawawa
かゆみで一晩中眠れない日々

ある日、夜中に脚がかゆくて目が覚めました。初めは虫刺されかと思っていたのですが、放っておいたらそれが腕や足の甲などあちこちに広がって、これは虫刺されではないなと。そのうち数カ所がつながって、巨大虫刺されのように腫れた状態に。そして耐えがたいかゆみに襲われました。
市販の塗り薬は効かず、冷やしてもかゆみが治まりません。特に夜中に症状が悪化し、激しいかゆみで一晩中眠れない日が続きました。
原因を突き止めるため、天気、食事、睡眠、疲労度などを詳細に記録することに。その結果、涼しい日は症状が軽いけど、気温が30度を超える日は耐えがたいかゆみ(レベル8〜10)が出ることに気付き、気温が引き金になっていると確信しました。
その後、皮膚科を受診したところ、処方された薬を服用したところ、かゆみなどの症状が落ち着きました。皮膚科医からは、加齢も関係している可能性があると言われました。加齢によって女性ホルモン(エストロゲン)が減少することにより肌の水分が少なくなって、乾燥を招くのだそうです。肌が乾燥すると皮膚のバリア機能が低下して、ちょっとした刺激にも敏感になり、肌の疾患につながることもあるそうなのです。
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処方された薬が効いたらしく、皮膚科を受診した後はじんましんは落ち着きました。今回、私の場合、じんましんは季節がらみの可能性があること、加齢による肌の乾燥も関係しているかもしれないことなどがわかりました。今後はローションなどで必ず肌を保湿し、またエアコンなどをうまく使い、なるべくじんましんを予防できるよう心掛けようと思っています。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:平田昭子/50代女性。自営業。東京生まれの東京育ち。校正の仕事が休みの日は、映画や読書を楽しむ。最近は着物にもはまっている。父の認知症をきっかけに、高齢者と病気について考えるようになった。
イラスト/sawawa
水仕事で手が強烈にかゆくなって…

40歳の冬、家族の体調不良で水仕事が激増。指の間が強烈にかゆくなり、かきむしって血がにじむほど悪化しました。
かゆみは指から手の甲、手首、手のひらへと広がり、小さな水泡も出現。皮膚はざらざらになり、ひび割れて痛みも伴うようになってしましました。
皮膚科を受診すると、「手湿疹」と診断されました。ステロイド薬を処方され、数日から1週間で改善しました。その後も、それまでどおり水仕事を続けたところ、再度あの強烈なかゆみに襲われたのでした。
残っていた塗り薬をすぐに塗りましたが、今後は自分でできる予防策を考え、ルーティン化することに。まず、水仕事の際は必ずビニール・ゴム手袋を着用。洗剤も手肌にやさしいものに変更しました。手を洗った後はしっかりと水分をふき取り、すぐにハンドクリームを塗ることに。自作のハンドクリーム(ミツロウ、シアバター等)を家中のあらゆる場所やバッグに配置し、いつでも保湿できるようにしました。
そして、入浴後は化粧水で保湿した後に水分を閉じ込めるイメージでハンドクリームをたっぷりと塗り、ベッドに入る前に綿製の手袋をして就寝することを徹底しました。自己流ではありますが、この予防策ルーティンを5年ほど続けており、今のところ手のトラブルは再発していません。
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今回の経験で、物事の根本を見直し、ほんの少しの心がけや行動で予防できるものがあるということを実感しました。この教訓は健康面だけでなく、生きていく中であらゆることにつながるものがあるとも考えています。原因が不明だとしても、予防と発生時の対処法を自分なりに体得し、必要なときには薬の力を借りながらも、ストレスを少なく生活できればと思います。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
著者:三澤 凛/40代独身・会社員。病気を機に自分の体を大切にしてあげることを痛感。食事内容に気を付け、運動する機会を増やすよう奮闘中!
まとめ
ちょっとしたかゆみなら「いつものこと」と我慢してしまいがちですが、強烈なかゆみは眠りを妨げ、心まで消耗させてしまうものです。
今回紹介した3人のエピソードから学べるのは、「自分の判断だけで済ませず、早めに専門医の診断をあおぐこと」の大切さです。受診することで、自分では気付けなかった意外な原因(汗、加齢による乾燥、水仕事の刺激など)が明確になり、適切な処方薬と正しいセルフケアの両面からアプローチできるようになります。
皮膚トラブルは、体からの大切なサイン。限界まで頑張りすぎず、早めに医師に相談することが、ストレスのない健やかな毎日を取り戻す一番の近道ですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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