記事サムネイル画像

「嫁は20代がいい」昇進で激変した彼に一方的にフラれた私…努力を続けた5年後の結末

当時の私は会社員として働きながら、Webデザイナーを目指して勉強を続けていました。大学時代から10年交際している同い年の彼がいて、「若いうちはお互いに仕事を優先し、30歳になったら結婚しよう」という彼の考えに私も賛成していました。夢に向かって努力しながら、将来は彼と家庭を築く——そう信じて疑わなかったのです。そんな中、30歳の誕生日を目前に控えたある日、彼から「大事な話がある」と呼び出されました。

 

昇進とともに変わった彼

待ち合わせ場所へ向かう足取りは、自然と軽くなっていました。「もしかしてプロポーズかもしれない」そんな期待があったからです。

 

ところが彼の口から出たのは、「課長に昇進することになった」という報告でした。もちろん喜ばしいことですし、その日は素直に祝福しました。

 

しかし、その後から彼の様子は目に見えて変わっていきました。仕事が忙しいと言って会う時間は減り、電話をしても「用件は? 急いでいるからまた後で」と短く切られることが増えました。

 

誕生日が近づいても具体的な話はなく、不安が募っていきました。心配になった私は、彼と同じ部署に勤める共通の男友だちに様子を尋ねました。すると、「最近は休日出勤も増えているし、周囲にかなり厳しくなっている」とのこと。合理性や効率を強く求めるあまり、言葉がきつくなっている場面もあったようです。

 

学生時代から効率重視の性格ではありましたが、昇進後はさらに拍車がかかっている様子でした。

 

誕生日直前の衝撃

誕生日の前日、彼から突然連絡があり、急きょ会うことになりました。少しはお祝いしてくれるのかもしれない——そう思った私に、彼は開口一番、分刻みで組まれた「当日のタイムスケジュール」を見せてきました。

 

食事中も彼はスマートフォンを手放さず、仕事の連絡を優先。忙しいのだと理解しようとしましたが、目の前にいる私への配慮はほとんど感じられませんでした。積もり積もった思いがあふれていた矢先、彼は信じられない言葉を口にしたのです。

 

「将来を合理的に考えたい。自分は嫁は20代がいいと思っている」

 

そう一方的に告げられ、話し合う余地もないまま電話は切れました。10年という時間を共にしてきた相手からの言葉とは思えず、私はしばらく深い喪失感の中にいました。

 

 

失った時間と、得たもの

別れた直後は、人を信じることが怖くなりました。それでも仕事に打ち込み、Webデザインのスキルを磨き続けました。やがて独立し、少しずつ実績も積み上がり、母校から講演の依頼をいただくまでになりました。

 

講演当日、キャンパスを歩いていると、偶然にも元彼と5年ぶりに再会しました。以前よりやつれた印象で、彼は「いろいろとうまくいかなかった」と近況を語りました。

 

仕事での人間関係に悩み、環境を変えたこともあったようです。そして最後に、「やり直せないか」と言われました。

 

私が選んだ答え

けれど、私の答えは決まっていました。

 

「過去には戻れないよ」と伝え、左手の指輪を見せました。今の夫は、あのとき私の話を黙って聞き、励ましてくれた共通の友人です。誠実で思いやりのある彼と、自然な流れで交際が始まりました。

 

後日、夫も静かに「あなたがつらいとき、支えたいと思った」と言ってくれました。

 

その言葉に、私は救われたのです。

 

それぞれの現在

あれから数年がたちました。夫は管理職として忙しく働きながらも、家事や育児を積極的に担ってくれています。娘もすくすく成長し、私はWebデザイナーとして仕事を続けています。

 

元彼のその後について詳しいことは知りません。ただ、あの別れがあったからこそ、私は自分の力で立ち、自分を大切にしてくれる人を選ぶことができたのだと思っています。

 

--------------

昇進や環境の変化は、人の言動に少なからず影響を与えることも。大切なのは、その立場の中でどのように周囲と向き合うかでしょう。一時は深く傷つきましたが、自分の努力を続けたことで道が開け、新たな幸せをつかみました。つらい経験も、将来をより良いものにする糧になる——そんな前向きなメッセージが伝わってくるのではないでしょうか。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

この記事の著者
著者プロファイル

ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

読者からの体験談をお届けします。

同じ著者の連載

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

エンタメの新着記事

PICKUP