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【炊飯器の“あそこ”洗わないんだけど…→絶対やめて!】「大手メーカーも警告してるし、細菌性食中毒のリスクも…」知らなかったではすまない理由

こんにちは、炊きたてのほかほかごはんより、少し冷えて粒が立ってきたごはんが好きな、調理師でライターのだいきです。

最近、こんな噂を耳にしました。
「炊飯器で肉や野菜も調理してるけど、毎回は洗ってない人、けっこういるらしい」
さらに、フタが外れることを知らず、一度も洗ったことがないケースもあるんだとか。
内釜も例外ではなく、3〜4回に一度しか洗わないという話も耳にしました。

もしこれが本当だとしたら、ちょっとどころか、だいぶ見過ごせません。
今回は「炊飯器をあんまり洗わない人」に向けて(本当にそんな人、いるのか……?と思いつつ)、調理師目線で“なぜやめてほしいのか”をお伝えします。

 

炊飯器は「洗う前提」で作られている【洗わないはNG】

炊飯器は「洗う前提」で作られている

 

炊飯器は、

 

・フタが外れる
・内釜が取り外せる

という構造になっています。
さて、これは何を意味するでしょうか。
そう、洗うことを前提に設計されているということです。

 

「フタが外れることを知らなかった」という方もいるかもしれません。
ただ、知らなかったから洗わなくていい、とはなりません。
一方通行を知らなかったら、逆走してもOK……とはなりませんよね。 炊飯器も同じで、必ず洗いましょう。

 

大手メーカーもそう言っている

実際に、パナソニックやタイガーなどの大手炊飯器メーカーも

 

『内なべ、内ぶた、スチームキャップは毎回洗ってください』
『IHジャー炊飯器の場合、使用後に毎回掃除する箇所は下記の通りです。内釜、ふた加熱板』

 

と公式サイトで注意喚起しています。
やはり、「炊飯器はきちんと洗う」が正解なんです。

 

洗う前提の炊飯器を洗わないことのデメリット

炊飯器は「洗う前提」で作られている

 

先に結論をまとめると、炊飯器を洗わないと、こうなります。

 

・においは想像以上に残る
・味に“前回の名残”が出る
・炊き上がりが安定しなくなる
・食中毒リスクがある

どれも地味ですが、毎日のごはんに確実に影響します。
さらに、汚れが蓄積すると故障の原因になることも。

 

詳しく解説します。

 

においは想像以上に残る

炊飯器で調理できるのは、

 

・白ごはん
・炊き込みごはん
・野菜
・肉

など、意外と幅広いですよね。

 

(編集部注:炊飯以外は調理対応の炊飯器に限ります)

 

特に、

 

・肉の脂
・調味料(しょうゆ・みそ・にんにく)

これらは、フタの裏やパッキン、蒸気口まわりに残りやすいです。

 

次に白ごはんを炊いたとき、

 

・「なんとなくにおいが気になる」
・「前よりおいしく感じない」

この状態は、言わば「牛乳を飲んだコップに、麦茶を入れて飲むようなもの」です。
「なんか、嫌なにおいがするな〜」となりますよね。
その原因、炊飯器に残ったにおいかもしれませんよ。

 

味に“前回の名残”が出る

炊飯器は、蒸気がこもる調理器具です。

 

そのため、前回の

 

・脂
・汚れ

が、次の炊飯に影響します。

 

「水とお米しか入れてないのに、味がぼやける」
それ、炊飯器の中に前回の汚れや脂が残っている可能性があります。

 

フライパンで焼きそばを作った後、洗わずに卵焼きを作ると、焼きそば風味の卵焼きができますよね。
それと同じで、風味がごはんに移ってしまうんです。

 

炊き上がりが安定しなくなる

汚れが溜まると、フタがきちんと閉まらなかったり、蒸気の抜け方が不安定になったりします。

 

結果、

 

・べちゃっとする
・かたい部分が出る
・ムラが出る

など、ごはんの炊き上がりに差が出やすくなります。

 

これは例えるなら、お風呂の換気扇が汚れている状態。
湿度が上がって、カビが生えたり、嫌なにおいの原因になったりします。

 

ごはんも適度に蒸気を逃してあげることが大切です。

 

食中毒リスクがある

炊飯器は調理器具です。
フライパンやまな板、包丁などと同じで、調理器具を洗わないと食中毒リスクが上がってしまいます。
洗ってないフライパンや包丁で作った料理、ちょっと遠慮したくないですか?

 

また、実際に厚生労働省の家庭向け食中毒予防記事でも、食中毒防止の観点から

 

「手だけでなく、調理器具もしっかり洗ってください。特に生肉を扱った調理器具は、よく洗浄、消毒してください」

 

としています。
食中毒リスクを上げないためにも、炊飯器は適切に洗うようにしましょう。

 

洗わないはNG!最低限守ってほしいこと【炊飯器は洗う前提の器具】

炊飯器は「洗う前提」で作られている

 

・内釜:毎回洗う
・フタ:外せるなら毎回
・パッキン:汚れが見えたら洗う

炊飯器を使ったら、フタまで洗うことを意識してみてください。

 

炊飯器は「洗う前提」で作られている

 

実際、調理師の現場でも、毎日フタやパッキンまで洗います(内釜ももちろん)。

 

例えば、これがフライパンだったら、どうでしょう?
使ったら、洗いますよね。
調理器具は、基本的に使ったら洗うもの。

 

炊飯器も例外ではありません。

 

炊飯器は毎回洗う!洗わないはありえない「洗ってから次の炊飯」

炊飯器は、

 

・置いておくだけの家電
・勝手にごはんを作る機械

ではありません。

 

毎回きちんと洗って、清潔な状態を保ってこそ、おいしくて安全なごはんを炊くことができます。

 

炊飯器を洗わないまま使い続けるのは、浴槽を洗わずにお湯だけ入れ替えて入るようなもの。
お湯は新しくても、スッキリしない感じ、ありますよね。
炊飯器も、中をきれいにしてからこそ、気持ちよく次の炊飯ができます。

 

「洗うのはちょっと面倒だな」と思う日もあるかもしれませんが、そこだけは大切にして、おいしいごはんを楽しんでみてくださいね。

 

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この記事の著者
著者プロファイル

ライターだいき

ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。

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