突然の同居解消⇒引っ越した結果、義母が青ざめたワケは?

私は30代の兼業主婦。やさしい夫と2人で暮らしていました。結婚して数年経ったころのこと、突然義父が亡くなりました。すると義母が「一人暮らしは寂しい」「家賃の節約になるし、うちに一緒に住まない?」と言い出し、私たちは親孝行のつもりで義実家に引っ越し、同居生活が始まりました。
最初のうちは「いいお嫁さんね」とやさしくしてくれた義母。でも同居から数カ月経つと、その態度は次第に変わっていきました。
義母の“本性”が明らかに
「今日は体調が悪いの」
そう言って毎日のように寝転びながらお菓子を食べ、テレビを見ては大爆笑する義母。
家事の分担を決めていたのに、私が仕事から帰るころには洗濯も食器も山積みです。
「お義母さん、休みながらでもいいので少しは家事をやってもらえると……」とやんわり言っても、「私は年寄りだから」「今日は足が痛くて」などと言い、取り合ってくれません。
夫は私の味方で、「母さん、少しは手伝えよ」と注意してくれました。義母は「ごめんなさいね~」と口では謝るものの、翌日にはまた同じ。加えて、「年金が少ないから」と、食費や光熱費もすべて私たち持ち。私たちの疲れは、日に日に溜まっていきました。
義兄の帰国、そして“追い出し宣言”
そんなある日、義母がうれしそうに言いました。
「お兄ちゃんがアメリカから帰ってくるの!」
義兄は大企業に勤める自慢の息子。義母は昔から「お兄ちゃんは立派だわ」と何度も口にしていました。
そして義兄の帰国が近づいたある日、義母が驚く発言をしました。
「悪いけど、お兄ちゃんが帰ってくるから出て行ってくれない?」
あまりの理不尽さに、言葉を失いました。でも、私たちには家を出る絶好の機会となりました。夫は「わかった、なるべく早く出て行くよ。ただ、俺たちの物は全部持っていくからね」と言いました。義母は承諾し、義兄との生活を心待ちにしている様子でした。
義母が絶句した理由
私たちは早々に転居先を探し、引っ越し作業を始めました。
冷蔵庫も、洗濯機も、電子レンジも――すべて、もともと私たちの家から持ってきたものと、同居にあたって新調したもの。これらを全部持って行きます。
「この家、けっこうスッキリするね(笑)」
夫が笑いながら荷物を運び出す姿を見て、思わず吹き出しました。
義母はこの家の大型家電が、ほぼ私たちの物だということを忘れていたのでしょう。
引っ越し作業後、義母から夫へ怒りの電話がかかってきました。
「ちょっと! 家の物がほとんどないじゃない!」
「だって、もともと俺たちが買ったものだから」と伝え、静かに電話を切りました。
新しい家と、新しい命
しばらくして聞いた親戚からの話によると、アメリカから帰ってきた義兄は、仕事をクビになって帰国したそう。仕事をせず一日中だらだらする義兄と、言い争いの絶えない生活をしているとのこと。家を出てよかったと心底思いました。
◇ ◇ ◇
マンションに引っ越して数カ月後、私の妊娠が判明し、無事に出産。今は三人暮らしになりました。あの日の引っ越しは、私たちにとって“自由”と“家族の始まり”の第一歩でした。今はただ、穏やかな幸せをかみしめています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
義母の都合によって、それまで続いていた同居生活が突然ひっくり返されます。一緒に暮らしてきた時間や事情などお構いなしに、「もう必要ない」とでも言うような態度で追い出される展開は、かなり身勝手でした。
次のエピソードに登場する義母は、嫁に尽くされるのを当たり前のように受け入れながら、都合が変わった途端に同居の終わりを一方的に言い渡します。世話をしてもらうことには遠慮がないのに、相手の生活や気持ちはまるで考えない――そんな傲慢さが、よりはっきり表れていくのです。
同居の義母「長男夫婦が戻ってくるから出ていけ!」→家中キレイにして出て行った結果

義父の三回忌が近づいたある日、同居中の義母から突然「準備は全部あなたに任せる」と言われました。私は法事の段取りなどわからず戸惑いましたが、義母は「面倒だからイヤ」「親戚に聞いて何とかして」と丸投げしてきて……。
「嫁は従って当然」法事準備を丸投げする義母
義母は「尽くされて当然」「嫁は姑に従っていればいい」と言い、法事の準備をすべて私に押し付けました。
反論したい気持ちはありましたが、これ以上言っても無駄だと感じ、私は準備を進めることに。義父のためだと思い、なんとか気持ちを立て直しました。
法事前日の夜、準備に追われていた私は、必要なものを買い忘れていたことに気づきました。ほかにもやることがあったため、仕事帰りの夫に連絡して頼むことに。こんな時間に申し訳ないと思っていたのですが、夫は嫌な顔ひとつせず引き受けてくれました。
それどころか、「法事の準備を進めてくれてありがとう」と私を気遣ってくれたのです。義母が家のことを私に押し付けていることも理解していて、「図々しくて申し訳ない」とまで言ってくれる夫に、私は救われました。
4カ月後、義母が突然の“追い出し宣言”
それから4カ月後。義母は上機嫌で「長男夫婦が引っ越してくる」と言い出したかと思うと、今度は私たちに「あなたたち次男夫婦は1カ月以内に出て行って。部屋もキレイに片付けて」と、突然の追い出し宣言をしてきました。
理由は「この家では本当の家族だけで暮らす」というもの。あまりにも一方的で、私は言葉を失いました。
さらに義母は、引っ越しの際に私たちが買った家具家電を「息子が買った物だから全部置いていけ」と要求。私は「わかりました。ただし、私が買ったものは全部処分します」とだけ告げました。
義母は私を専業主婦だと見下していたため、「あなたが買ったものなんてほとんどないでしょ」と笑っていましたが、私はその言葉をしっかり覚えていました。
家が“もぬけの殻”に…!?義母が知った真実
その後、義母の家から家具も家電もなくなり、家の中は文字どおり“もぬけの殻”になりました。大激怒した義母は夫に詰め寄ったそうですが、夫は「妻が買ったものは処分すると約束しただろ」と淡々と返したといいます。
義母は、専業主婦の私にそんなお金があるはずがないと思い込んでいました。けれど実際は、私は亡き両親の遺産を相続しており、そのお金を祖父母が私が大人になるまで大切に守ってくれていました。
夫はそのことを知っていて、義母に知られれば資産目当てでたかられると思い、あえて黙っていてくれたのです。
真相を知った義母は「だったらもっと私のために使いなさいよ!」と逆上しましたが、夫は「追い出したのは母さんだろ」「妻が相続した財産は共有財産じゃない。母さんのために使う義理はない」ときっぱり。さらに、長男ばかりを甘やかし、自分を利用してきたことへの怒りもぶつけ、「実家と縁を切る」と告げました。
半年後、義母がまさかの手のひら返し…
それから半年後、義母が泣きついてきました。「やっぱり帰ってきてほしい」と。
聞けば、エリートだと自慢していた長男は会社を解雇されており……借金まであるとのこと。地方異動という話も嘘で、本当はお金に困って実家に転がり込んできただけだったのです。
義母は長男夫婦に振り回され、今度は私たちを頼ろうとしてきました。ですが、追い出したのは義母です。長男を甘やかし続けてきたのも義母自身でした。
今さら、「あなたたちを尊敬している」「仲直りしたい」と言われても、私も夫も気持ちは変わりません。私は「もう私たちはあなたを他人だと思っています」と告げ、義母の申し出を断りました。
義母と長男夫婦、私たちの関係は…その後
その後、義実家は生活が困窮し、家族仲も崩壊。長男夫婦は離婚し、その後、義母と長男は別々に暮らしているそうです。
一方、私と夫はマイホームを建て、穏やかに暮らしています。これからも夫婦で堅実に生きていこうと思っています。
◇ ◇ ◇
相続した財産は原則として夫婦の共有財産ではなく、相続人個人のものです。だからこそ、その使い道を誰かに強制されるものではありません。家族であってもお金の問題はきちんと線引きをし、自分たちの生活を守ることを優先に考えたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回の2つのエピソードに共通していたのは、義母の都合ひとつで同居生活が突然終わらされてしまった点です。家族として一緒に暮らしていたはずなのに、状況が変わった瞬間に切り捨てるような態度には、身勝手さがにじみ出ていました。
印象的だったのは、どちらの主人公も、そんな理不尽をただ受け入れるだけで終わらなかったことです。 一方的な判断に振り回されながらも、自分たちの生活を守るために動いたからこそ、最後には新しい道を選ぶことができたのでしょう。
家族だからといって、どんな扱いも受け入れなくていいはずです。 都合よく利用される関係ではなく、自分たちが安心して暮らせる場所を選ぶことの大切さを感じるエピソードでした。