教えてくれたのは…車のプロ!

・株式会社ロイヤルオートサービス 車検のコバック松本警察署前 R・F工場長
株式会社ロイヤルオートサービスは、車に関するあらゆる相談に寄り添い、地域の安心・快適なカーライフを支えている会社です。
今回は、車検のコバック松本警察署前で日頃から多くの車の整備に携わっているR・F工場長に、春に気をつけたい花粉・黄砂対策について教えていただきました。
春のドライブを快適に!花粉・黄砂の悩みを解決する車のエアコン対策

ぽかぽかと暖かい日が増える春。日中は車内で久しぶりに「冷房」をつける機会も増えてきますよね。
実はこの時期、車内で花粉に悩まされたり、エアコンの風のニオイが気になったりする方が多いんです。ちょっとした対策で春のドライブが快適になる豆知識をご紹介します。
高性能エアコンフィルターの活用

車のエアコンフィルターは、車内に入る空気をきれいにする役割があります。
車内の快適性を保つため、10,000km走行ごと、または1年ごとの交換が目安とされている消耗品です。
花粉対策としておすすめなのが、高性能タイプのエアコンフィルターです。
花粉だけでなく、黄砂やPM2.5などの微細な粒子もしっかりキャッチするため、車内の空気環境をより快適に保つことができます。
一般的なフィルターと比べて価格は2,000円ほど高くなる場合がありますが、花粉に悩んでいる方には検討する価値があります。
エアコンフィルターは、比較的簡単に交換できる部品です。車種によって異なりますが、多くの車ではグローブボックス(小物入れ)の奥に設置されています。
交換の際はフィルターの向きに注意し、怪我をしないよう安全に作業しましょう。
カビ臭いと感じたら、エアコン洗浄

冬の間使っていなかった冷房を、春になって久しぶりにつけたとき、「なんだかカビ臭い!」と感じたことはありませんか?
その場合、フィルターだけでなく「エバポレーター」と呼ばれる冷却装置にカビが発生している可能性があります。
エバポレーターは、エアコンの冷たい空気を作る重要な部分です。ここに湿気がたまりやすく、カビの原因になることがあります。
このような場合は、フィルター交換に加えて「エアコン洗浄」を行うのがおすすめです。
ただし、エアコン洗浄は内装部品を取り外すなど専門的な作業が必要になるため、自動車整備のプロに相談するようにしましょう。
【カビ予防のヒント】
冷房を使ったあと、すぐにエンジンを切るのではなく、短時間だけ暖房をつけてから停止する方法があります。
暖かい風を通すことでエバポレーターに残った水分を乾かし、カビの発生を抑える効果が期待できます。
【内気循環の活用】
花粉や黄砂が気になる時期は、エアコンの設定を「内気循環」にするのがおすすめです。
外の空気を取り込む「外気導入」の状態だと、花粉や黄砂がそのまま車内に入り込みやすくなります。
状況に応じて内気循環に切り替えることで、車内に入る花粉や黄砂の量を減らすことができます。
春の洗車は要注意!花粉と黄砂から車を守るプロのコツ

春の洗車は、花粉や黄砂によってボディに傷をつけたり、塗装を傷めたりする可能性があるため、少し注意が必要です。
新生活をピカピカの車で気持ちよく迎えるため、洗車のコツをご紹介します。
花粉は放置するとシミになる

花粉が車のボディに付着したまま長時間放置されると、固まって「シミ」のような跡になることがあります。
この状態の花粉を無理にこすって落とそうとすると、塗装を傷つけてしまう可能性があるため注意が必要です。
花粉のシミができてしまった場合は、熱でふやかす方法が効果的です。
タオルにお湯を含ませ、シミの部分にしばらく当てて花粉を柔らかくしてから、やさしく拭き取るようにしましょう。
黄砂がついた状態で洗車機はNG

黄砂が付着した状態で、いきなりブラシやスポンジを使って洗うのは避けましょう。
黄砂の粒子が研磨剤のような働きをしてしまい、ボディに細かい傷をつける可能性があります。
洗車機を使う場合でも、手洗い洗車の場合でも、まずは水でしっかりと汚れを流してから洗うのがポイントです。
なお、フロントガラスに付着した黄砂は、ウォッシャー液とワイパーで落としても問題ありません。
ガラスよりもボディの塗装の方が傷つきやすいため、ボディ部分の扱いには特に注意しましょう。
知らないと損かも?春の車トラブルを防ぐ簡単対策
春は花粉や黄砂によって、車の快適性やボディの状態に影響が出やすい季節です。
しかし、エアコンフィルターの交換やエアコンの使い方、洗車方法を少し工夫するだけで、車内環境や車の状態を良好に保つことができます。
とくに花粉や黄砂が多い時期は、エアコンフィルターの性能や内気循環の活用を意識すること、そして洗車の際にはボディを傷つけないよう丁寧に汚れを落とすことが大切です。
ぜひ今回ご紹介したポイントを参考に、春のドライブをより快適に楽しんでみてくださいね。