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「母さんは『結婚のために貯金しろ』なんて言わない」彼のボーナス翌日に大喧嘩。まさかの破局に

これは、私が以前同棲していた彼とのお話です。彼は当時28歳で実家暮らしを続ける、いわば箱入り息子でした。その影響からか、彼は「母親が良しとしていること」を彼女の私にも同じようにするべきだという価値観を持っていました。それは金銭の使い方も同様です。そして事件は、彼にボーナスが入った翌日に起こりました。

箱入り息子との温度差

彼のボーナスが入った次の日。私はこれを良い機会だと思い、将来のために少しでも貯金しておこうと彼に提案しました。彼からは普段「結婚も考えている」とよく言われており、だからこそ、2人の今後のために計画的にお金を扱ってほしかったのです。もちろん、私も彼との結婚のために貯金をはじめていました。

 

しかし、彼から返ってきたのは予想外の言葉でした。

 

「頑張って働いたボーナスなのに、なんで自由に使えないわけ?」と。

 

理性よりも感情が先走る彼

もちろん、彼が働いて得たお金なのは間違いありません。ただ、私は結婚のために少しでも2人で貯金しておきたいという思いからの言葉だったのです。誤解を招いてしまったかも、と私は落ち着いて説明を続けましたが、怒ってしまった彼はまったく耳を貸そうとはしませんでした。

 

声を荒げた彼から「ボーナスを好きに使えなかったら、何のために働いているのかわからない!」とも言われてしまって……。

 

彼の言葉もわかるものの、彼の様子から「私との結婚は? 本当に本気で考えてくれているの?」とも少し不安になってしまいました。そんな中で、話し合いは次第にヒートアップしていきました。

 

地獄絵図と化した夜

そこで彼が放ったひと言が、「母さんは『結婚のためにボーナスを貯金しろ』なんて言わない。お前はなんなんだよ!」。

 

その瞬間、私の中で抑えていた感情が一気にあふれ出しました。このとき「ああ、彼との結婚は難しいな」と悟ったのです。

 

「じゃあ、あなたのお母さんに電話してもらえる? あなたの言うことが正しいのか私が聞きます。あと、結婚の話はもうなしでかまいません!」。

 

彼が自身の母に電話をすると……私は電話に出た彼の母親に、できるだけ冷静に事の経緯を説明。「彼はこう言っているのですが」と言うと、彼の母から返ってきたのは、「いや、結婚するのなら貯金は大事よ。あの子は何を考えているのかしら」というひと言でした。

 

もちろん、彼の母の言葉は彼の耳にも届いていました。母の言葉に気まずくなったのか、彼は何も言わずうつむいたまま部屋を出て行ってしまいました。その行動すらも、今思えば「彼と結婚は難しかっただろうな」につながってきているなと感じます。

 

お金の問題を巡ってそもそもの価値観の違いがわかり、もし結婚していたとしても苦労したはずです。結婚を考えている相手がいる方には、ぜひお金の価値観については、事前にしっかりと話し合いをすることをおすすめしたい……と思っている出来事です。

 

 

 

著者:榊原愛七/30代女性・1児の母。看護師・カウンセラー兼、恋愛エピソードを執筆するライター。
イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

 

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