納骨へ向かう親族たち
父方の祖父の告別式が終わると、親族や関係者はそれぞれ車に乗り、お寺へ向かう準備を始めました。喪主である父と母は祖母を乗せて先に出発し、叔父や叔母、従兄弟たちも自分の車へと向かっていきました。駐車場では、車が次々と出発していきました。
声がかからない悲しさ
私と妹も、当然どなたかの車に乗せてもらえるものだと思っていました。けれど、周囲が次々と車に乗り込む中で、誰からも声をかけられることはありませんでした。
喪主の娘である自分たちが、その場に立ったままでいる状況が信じられず、妹と顔を見合わせながら、泣きそうな気持ちを必死にこらえていました。その後、なんとか家族と合流でき、その場をしのぐことができました。
まとめ
この体験を通して、葬儀という慌ただしい場では、たとえ身内であっても「誰かが配慮してくれるだろう」という思い込みは禁物なのだと学びました。 当時は取り残された寂しさで泣きそうになりましたが、今振り返れば、それほど親族全員が故人を送り出すことに必死だった証拠かもしれません。 今では家族と「そんなこともあったね」と笑い合える、少し苦くて可笑しい、大切なおじいちゃんとの最後の一日の思い出です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:田口でん子/30代女性・主婦
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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