すんでのところで転倒を免れたkikiさんでしたが、どんどん強くなる陣痛にたびたびのナースコール。ついに子宮口が8cmまで開くといきみの練習が始まり、kikiさんはSNSで知った【サンシャイン池崎さんの「イエェェェーイ!」をイメージした呼吸法】を参考に奮起します。
しかし、その直後、院内通話をする助産師さんが「吸引か鉗子か、カイザー(帝王切開)ですか」と話しているのを耳にして……?
助産師から医師にバトンタッチ、子宮口を確認しするとついに…!?
































吸引分娩の音に不安を募らせながらも必死にいきみ、ついに「おぎゃーっ!!」——。
その瞬間、kikiさんはお母さんになったのでした。
ついにママになったkikiさん、よかったですね。心からの「おめでとう」を贈りたくなります。自分自身がママになった瞬間を思い出し、感慨深くなった人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、kikiさんに適用された「吸引」とは「吸引分娩」のこと。赤ちゃんの頭に吸盤のような吸引カップを装着し、引っ張ることで分娩をサポートする方法です。また、吸引と同時におこなわれた「おなかを押す」という助産師さんの動作は「クリステレル胎児圧出法(子宮底部圧出法)」と呼ばれます。
この「おなかを押す処置」をおこなうかどうかは産院の方針によって異なり、お産の進み具合や赤ちゃんの様子を見ながら、その場の状況に合わせて判断されます。「産婦人科診療ガイドライン」では、吸引分娩などと組み合わせてお産をよりスムーズに進めるためのサポートとして、あるいは「一秒でも早く赤ちゃんを出してあげたい」という緊急時の手段として実施するのが望ましいとされています。
出産予定日を過ぎてもなかなか本格的な陣痛が起こらず、陣痛が強くなる最中に発熱。隔離分娩室に案内され、kikiさんとしては想定していなかった吸引分娩……。改めてお産の大変さを痛感しますが、それらを乗り越えkikiさんは、ずっとずっとなりたかった「お母さん」になったのですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:関根直子(助産師)
kiki