高級寿司屋で奢られる前提の義母→「嫁って?」真実を告げると義母絶叫!

私は小さなデザイン事務所を経営しています。起業して数年、ようやく固定のクライアントもつき、経営が安定してきました。しかし、仕事が順調な一方で、私生活では大きな区切りを迎えることに……。
つい先日、夫との離婚が成立したのです。理由は、彼の度重なる不倫。話し合いは難航しましたが、最終的には彼が非を認め、離婚に至りました。
そんな大仕事を終え、心身ともに疲弊していた私を案じ、両親がゆっくり旅行に行こうと誘ってくれました。せっかくならと仕事の都合をつけ、海外旅行に行くことにした私たち。
現地に着いて、これまでの苦労を労ってくれる両親とゆったりとした時間を過ごしていると、突然元義母から着信が……。
元義母から理不尽な要求
無視をしようか迷いましたが、何度も連続して着信が入るため、緊急事態かと思い通話ボタンを押しました。そしてビデオ通話の画面に映ったのは、元義母にねだられ私も2回ほど行ったことのある高級寿司店で、食べて飲んで楽しむ元義家族の姿でした。
元義家族の人々は、私の収入が増え始めたころから「家族なんだから当然」と、高価な品をねだってきたり、私の留守中にブランドバッグを勝手に持ち出して売却したりと、目に余る行動が目立つ人たちでした。
「今日はお父さんの誕生日なの〜♡ 当然ここは嫁のあんたが支払うのが筋よね? プレゼントを買いに行く時間もないだろうから、食事代で済ませてあげるわ♡ 会計だけしに来て〜」
意気揚々と話す元義母。画面の奥では、元義父と元義弟夫婦がお酒を飲みながら「ごちそうさま〜」と言っていました。その場に元夫の姿は見当たらなかったので、きっと彼は元義家族のこの非常識な行動をまだ知らない……。私たちの離婚が成立したとき「離婚のことは頃合いを見て俺から伝えておく」と言っていた彼でしたが、元義母のこの様子からしてまだ離婚のことを話していないのでしょう。
なぜ彼がまだ報告していなかったのか真意はわかりませんが、離婚の原因が自分の不倫であることがバレるのが面倒だと思ってのことだと思います。元義家族が私の稼ぎをあてにしているため、いい生活ができなくなると責められるとでも思ったのかもしれません。
高級店で警察沙汰!?
私は怒りを通り越し、あきれてしまい、冷静な声で告げました。
「あの……嫁とは誰のことでしょうか? 私は先日、あなたの息子さんの不倫が原因で離婚しています。あなたの息子さんとはもう、赤の他人ですが?」
その言葉を聞いた瞬間、元義母の顔が凍りつきました。数秒沈黙したあと、板前さんの「お会計、よろしいでしょうか」という声が聞こえてきました。元義母はお会計の金額を見たのか慌てふためいた様子で「12万……6千……こ、これは……嫁が払うんです! 後から来るはずで……」と。
そして「この人が払います!」と私と通話中の自分のスマホを板前さんに渡したのか、私の画面には板前さんが映りました。そのため私は板前さんに、まずは丁寧に謝罪し、そしてはっきりと伝えました。
「その方たちは、私とは無関係で家族でも何でもありません。私は一切関与しておりませんので、支払いがされないのであれば、適切な対応をお願いします」
幸いにも板前さんは私の顔を覚えてくれていたようで、事態を察し、「かしこまりました。こちらのお客様ご自身で支払ってもらえない場合は、警察を呼ばせてもらいます」と私に言ったあと、スマホを元義母に返したようでした。
あきれることに財布を持たずにお寿司を食べにきていた元義家族。誕生日の元義父が手ぶらなのは理解できますが、元義母も元義弟夫婦までも……。結局、元義母はお寿司を食べていない元夫に泣きついて、彼をお店まで呼び出し、支払いを済ませたそうです。
悪縁と決別、訪れた良縁
その後、元夫は不倫の慰謝料と、婚姻中に私の私物を元義家族が無断で売却した損害の賠償金を立て替えることになり、支払いのために借金を負い、今はその返済のために昼夜を問わず働きづめの日々を送っているようです。
それから少しして、なんと元義弟にも不倫が発覚し、慰謝料を請求され離婚したと聞きました。兄弟揃って不倫で借金を作り、元義両親は息子たちに養ってもらえるどころかそのしわ寄せに遭い、家族4人で肩を寄せ合う生活をしているのだとか。
一方で、私の事務所は丁寧な仕事が評判を呼び、新しい案件が次々と舞い込んできています。あの日、対応してくれた寿司店の板前さんへは、後日改めてあいさつに伺い、今では大切な仕事の会食で利用させていただくようになりました。理不尽な繋がりを断ち切ったことで、今の私には、本当に大切にすべき縁だけが残っています。
◇ ◇ ◇
家族という言葉を盾にして、相手の財産や善意を搾取しようとする態度は、信頼関係を根底から壊す行為です。ましてや、他人に責任を転嫁するのは不誠実極まりないことでしょう。周囲の無責任な言動に惑わされず、自分の人生の主導権はしっかりと自分で握り続けたいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
1つ目のエピソードでは、すでに離婚しているにもかかわらず、元義家族から当然のように支払いを求められるという、信じがたい出来事が描かれていました。関係が終わっているはずなのに、これまでの立場を都合よく利用し、自分たちはお金を出そうとしない姿勢に、元嫁が強い違和感を抱いていったのも当然のことでした。
次のエピソードでは、関係が続いているからこそ起きる、別の形の押しつけが描かれていきます。家族だからという理由を盾に、自分では負担を引き受けようとせず、主人公の立場や事情を当然のように利用しようとする姿勢が、次第にエスカレートしていき……。
ホテル代48万の支払いを要求する義妹→図々しい義妹を地獄に落とした事実とは

婚約者の妹は、少し見栄っ張りで図々しいところがありました。そんな彼女の身勝手な行動に、私はこれまでも度々振り回されてきました。
しかし、あの日かかってきた1本の電話が、想像を絶する大事件の幕開けになるとは、このときの私は知る由もなかったのです。
お昼休み、休憩室でスマホを手に取った私は、画面に表示された通知の数に思わず目を見開きました。
「不在着信:15件」
電話をかけてきたのは、私の婚約者の妹――つまり、もうすぐ義理の妹になる人です。婚約者との入籍を控え、彼女とはこれから長い付き合いになるのだから、できるだけ良好な関係を築きたいとは思っていました。
しかし、それにしてもこの着信数は異常です。なにか緊急の用事かと、あわてて折り返しの電話をかけてみると……?
おびただしい数の不在着信があったワケ
「もしもし?」と言うやいなや、「あ! やっとつながった~! お願い、今すぐに会員カード貸して!」と彼女の声。やけに明るく、そして切羽詰まった声でした。
「え?」と耳を疑う私に、「今お店の前にいるんだけどね! 会員カード忘れたってごまかしたのに、入れてくれないの! 友だちも一緒で、もう買い物する気満々なのに!」
彼女が求めてきたのは、会員制スーパーの会員カード。たしかに私は持っていますが……そもそも私は職場にいて、彼女はスーパーの前。それに、規約で「本人以外利用禁止」となっているカードを貸せるわけがありません。
「そこらへんは大丈夫! お兄ちゃんの婚約者って、もう家族みたいなものじゃん? 苗字だって同じになるんだから、ほぼ本人じゃん!」
そんな理屈が通るはずもありません。私があきれていると、彼女は焦ったように小声で続けました。
「友だちに『私、会員だから』って言っちゃったんだもん! 今さら嘘だったなんて言えるわけないでしょ!?」「これから姉妹になるんだから、お願い! ね、お姉ちゃん♡」
見栄っ張りな性格だとは思っていましたが、ここまでとは……。
「カードは貸せないし、ルールを破る人をかばうつもりはない。無理なものは無理よ」ときっぱり断ると、彼女はついに本性を現しました。
「ほんっと、融通利かないんだから……ケチ! どケチ! 意地悪女! そんな心の狭い人と結婚したら、きっとお兄ちゃんも苦労するね! どうせすぐ離婚するんだ!」
一方的に罵声を浴びせられ、そのまま電話は乱暴に切られました。スマホを握りしめながら、私はこれから先の長い付き合いを想い、深いため息をつくしかありませんでした。
1時間後――。
今度は婚約者から電話がありました。
「ごめん、また妹が迷惑かけたみたいで……」と言う彼の声は、心底申し訳なさそうでした。なんでも、彼女は「意地悪された!」と彼に泣きついてきたそうです。
私が会員カードの件を話すと、彼は「やっぱりか……」と深く息を吐きました。
「どうせまた自分に良いように話を捻じ曲げてるんだろうって思ってたよ……もう迷惑かけるなってきつく言っておいた」「……まぁ、『お兄ちゃんまで敵なの!?』って逆ギレされたけどな……」
想像通りの彼女の反応に、私も思わず苦笑してしまいました。彼は、昔から妹の図々しさには手を焼いていたそうです。
「結婚してから、うまく妹さんと付き合っていけるかな……」と私が不安を吐露すると、「無理して関わらなくていいからね。妹に振り回されてほしくないんだ」と彼。
そのやさしい言葉と気遣いに、私の心は少しだけ軽くなりました。彼となら、きっと大丈夫。そう強く思ったのです。
図々しい義妹との対決
それから1カ月後――。
私たちは無事に入籍し、穏やかな新婚生活を送っていました。義妹も私たちに関わる素振りがなかったので安心していた矢先――とんでもない電話がかかってきたのです。
電話をかけてきた相手は、私が職場で指導していた後輩でした。
「あの……至急確認したいことがありまして。昨日からうちのホテルに宿泊しているお客さまの件で……」
そして、彼女は義妹の名前を口にしたのです。その瞬間、全身から嫌な汗がどっと噴き出すのを感じました。
「ご自身のカードでチェックインされたのですが、滞在中にご利用が重なったようで、チェックアウトの精算時に限度額オーバーになってしまって……。別のカードか現金でのお支払いをお願いしたのですが、彼氏さんの手前、お金がないとは言えないようで……。突然『姉がここの従業員なの!』と騒ぎ出しまして……。実は、スパの件でも問題がございまして……」
「VIP限定のスパをご利用になる際に、対応したのが先月入社したばかりの新人だったんです。彼女、先輩がお辞めになったことをまだ知らなかったようでして……。お客さまが『今日は姉からのプレゼントって言われてるの。あ、絶対に本人には連絡しないでね! 姉の顔に泥を塗る気?』と強くおっしゃったそうで……。先輩のお名前を出されたことで確認を怠ったまま利用を通してしまった、とのことでした。私の指導不足です、本当に申し訳ありません……!」
後輩によると、義妹は彼氏の誕生日を祝うため、彼氏とスイートルームに宿泊し、シャンパンや豪華な料理などのルームサービスを何度も注文したのだそう。
そして、極めつけは宿泊費の総額。
「総額で……約48万円になっていまして……」
思わず「よ、48万……」と復唱してしまいました。頭の中は真っ白です。燃え上がるような怒りで、体の芯が震えました。
私は後輩に平謝り。すぐに本人に連絡すると伝えて電話を切り、怒りで震える手で義妹へ電話をかけました。
「ちょっと! 今、ホテルから全部聞いたよ! いったいどういうつもりなの!?」
しかし、義妹はあっけらかんと「あ! ちょうどいいところに! お義姉さんから『私が払っておくから』ってフロントに説明しておいてくれる? カードが使えなくって、今ちょうど揉めてるんだよね~」と言い放ったのです。
信じられません。彼女はまったく悪びれる様子もなく、むしろ助け船が来たとでも言いたげな口調でした。
「なんで私が払うのよ! 自分で使ったお金でしょ! それに私の名前を勝手に出して、VIPスパまで利用したんですって!?」と言うと、「え~、別にいいじゃん。ケチくさ~い。なんか夢壊れる~」と義妹。
「もうお兄ちゃんと結婚して正式に『家族』になったんだから、これくらい払ってくれるのが普通でしょ!? むしろ「かわいい義妹のために出してあげる♡」ってなるのが当たり前じゃない?」
もう、彼女とは話が通じません……。
「だいたい、お義姉さんなら従業員割引で半額くらいになるんだから、スイートって言ってもせいぜい5、6万くらいになるはずでしょ?」
「お兄ちゃんの奥さんが高級ホテル勤務なんて、利用しなきゃ損だもんね♡とにかく支払いはよろしく♡」
怒りを通り越して、一種の諦めのような感情さえ湧いてきた私は、義妹に真実を伝えることに。
「私、言ってなかったっけ……?」
「え? なにを?」
たしかに、私はそこのホテルの従業員でした。しかし、結婚を機に退職したのです。
「だから従業員割引も使えないし、立て替えもしません。正規料金を、すべて自分で支払ってね」
一瞬の沈黙の後、電話の向こうから、今まで聞いたこともないような義妹の絶叫が聞こえてきました。
「はぁぁ!? なんで教えてくれなかったのよ!? 正規料金って、スイートもスパもルームサービスも……全部!?」
私が「さっきスタッフに確認したけど、総額で48万円らしいじゃない。フロントで請求書を見たでしょ?」と言うと、「そんなにするわけないじゃない! 何かの間違いよ!ぼったくりよ、こんな!お義姉さん従業員だったんだから、ちゃんとホテルに言ってよ! 払えるわけないじゃん!」と義妹。彼氏には「今回は私が全部出すから♡」と見栄を張ってしまったらしく、今さら割り勘なんて絶対にできないと、泣き叫んでいます。
「また見栄を張ったのね……少しは学習しなさいよ」と私がため息をつくと、「ホテル代くらい、払ってくれてもいいでしょ!」と彼女。
あきれて言葉もありません。私は、はっきりと彼女に告げました。
「私はあなたの義姉にはなったけど、あなたの便利な財布になるつもりはないの。1円たりとも払いません。自分で使った分は自分で払う、それが常識よ。これ以上ホテルに迷惑をかけて業務妨害するなら、法的措置を取られてもおかしくないからね」
「うぅぅ……なんで助けてくれないのよぉお……!」と泣き叫ぶ義妹の声を聞きながら、私は静かに通話終了ボタンを押しました。
すべてを失った義妹
私はすぐに夫に連絡し、ことの経緯をすべて話しました。
夫は「想像の斜め上すぎて言葉が出ない……」と絶句していましたが、「俺たちの未来のためにも、もうあいつとは関わるべきじゃない。俺からも二度と連絡してくるなって釘を刺しておく。両親にも説明するから」と、私の気持ちを汲み、そして決断してくれました。
その1時間後――。
その後の顛末は、後輩と夫から聞きました。私が電話を切った後もフロントで騒ぎ続ける義妹にしびれを切らした支配人が出てきて、冷静に、しかし毅然とした態度で告げたそうです。
「お客さま、お困りのご様子はお察しいたします。ですが、理由がどうであれ、当ホテルをご利用いただいた料金は、お支払いいただくのがルールでございます。他のお客さまへのご迷惑ともなりますので、お話はこちらで最後とさせていただけますでしょうか。ご利用料金につきましては、本日中にお支払いをお願いいたします。これ以上お話が進まないようですと、不本意ながら当ホテルの顧問弁護士に対応を依頼することになりますが、よろしいでしょうか」
「弁護士」という言葉を聞いたとたん、義妹の顔は真っ青になったと言います。隣で一部始終を見ていた彼氏も「ふざけんな! 俺に恥をかかせる気か!」と激怒し、その場で彼女を置いて帰ってしまったのだとか。
一人取り残され、観念した彼女は、その場で両親に電話。電話口で父親に怒鳴りつけられ、まずは自分のカードで限度額いっぱいまでキャッシングさせられた後、残額を渋々振り込んでもらったとのこと。
しかし、彼女を待っていたのは、彼氏からの別れのメッセージと、両親からの勘当同然の叱責、そして私の夫である兄からの絶縁宣言でした。たった一日の見栄と身勝手な行動で、彼女は文字通り、全てを失ってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
身勝手な見栄が招いた結末はあまりにも大きいものでした。人との関係において、誠実であること、そして間違っていることには毅然と向き合うことの大切さを改めて痛感させられた出来事です。これからは夫と共に、穏やかで誠実な家庭を築いていきたいと思います。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
いかがでしたか?
今回の2つのエピソードに共通していたのは、自分ではお金を出そうとせず、人の立場や収入を当てにする姿勢がはっきりと表れていたことでした。家族という関係を理由に、その負担を当然のように押しつけてしまう態度は、関係そのものを大きく揺るがす原因にもなり得るのでしょう。
どんな関係であっても、負担を一方的に押しつけ続ければ、その関係は簡単に崩れてしまう。 そんなことを強く感じさせる2つのエピソードでした。