1歳半。遊びを切り上げると大泣きする!イヤイヤ期に突入?

2019/10/10 20:00
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保育士の中田馨さんが、遊びを切り上げると大泣きする子どもの対処法をお話ししてくれました。1歳半の子どもの成長、大泣きしてしまったらどうするか、お菓子を与えるのはアリなのかなどをまとめて解説!
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イヤイヤ期

 

こんにちは、保育士の中田馨です。1歳半のお子さんの保護者の方から「遊びを切り上げようとするといつも大泣きして困ります」という相談を受けました。子どもの成長の時期によっては、1日の生活の中でこの大泣きが何度も起こることがあるので、ママはヘトヘトになってしまいます。こんなとき、保育所ではどんな対応をしているかを紹介します。

 

1歳半ごろの子どもの発達の目安

1歳半ごろの子どもは、言葉の数がだんだん増えてきて、二語文が出始める子もいます。大人の簡単な指示も分かるようになりますし、記憶力がついてくるので大人のマネがさらに上手になってきます。食事、着替えなど、自分の身の回りのことを「自分でしたい」という気持ちが芽生えます。そして、自己主張がはっきりしてきます。

 

「いやだ」という気持ちを言えるようになり、怒ってみたり、すねてみたりといろいろな感情を出せるようになってきます。自分の思い通りにならないときは、かんしゃくを起こして、ひっくり返って大泣きしてママを困らせることもあります。

 

大泣きしないようにする方法はある?

食事、睡眠、お風呂、お出かけなど、生活の節目で子どもが遊びを切り上げる場面があります。ママは次の予定があるので「○時までに次の行動を」と思っていますが、それを知らされていない子どもから見ると、突然楽しい遊びができなくなる悲しさがあります。

 

大切なポイントは、あらかじめ終わりの時間を知らせておくことです。とはいえ、子どもはまだ時計を読むことができませんので、別の方法で時間を知らせます。例えば、パズルなどの一旦終わりのある遊びをしている場合は、「パズルが出来上がったら、ご飯食べるよ」などと伝えます。そうでない遊びのときは、タイマーのアラームをかけておいて「ピピッてなったらご飯食べるよ」と言います。

 

そうはいってもなかなかすぐにはできません。そんなときは「あと3分おまけしちゃおう」と、おまけしてもOK。そして、「今日のお昼ご飯は〇〇ちゃんの好きなうどんだよ」など、次の楽しい出来事を伝えてましょう。次の見通しを伝えるだけでも、子どもは遊びを切り上げやすくなります。ママは、慌てず待つことが大事です。「早くしなさい!」「もうおしまい!」と、ママが慌てれば慌てるほど、子どもは意地になって遊びをやめてくれません。


もし大泣きしてしまったら?

とはいえ、大泣きしてしまう日もあります。そんなときは、子どもを抱きしめてまずは「泣かなくて大丈夫」ということを伝えます。そして子どもの泣き方が落ち着いてきたら、「今日のごはん一緒に見てみよう」と言ってみます。そして、ご飯を見て「わぁ! おいしそう! ママもおなか空いちゃった! 一緒に食べよう!」と誘い、ご飯の準備を始めます。

 

遊びから次の場面を見せて、気持ちを切り替えてあげることが大切。次の楽しいことが分かれば、子どももそちらのほうに気持ちが向き、「さっきまで大泣きしていたのは何だったの?」というくらいあっけらかんとしています。

 

この時、言葉のかけ方で注意するのは「ご飯食べる?」など、疑問形で聞かないこと。疑問形で子どもに問いかけると「食べない」という選択肢ができてしまいます。ほんの少しの語尾の違いですが、「これからご飯を食べるんだよ」と、ママが自然に言葉の面からも誘っていくことが大切です。

 

おやつで釣っても大丈夫?

大泣きされるとどうしても泣き止んでほしいので、思わずおやつで泣き止ませてしまう、なんてこともあるかもしれません。ですが、これはできる限りやめましょう。「泣いたらおやつがもらえる」と子どもは覚えています。ここは、ママが負けてはいけない勝負どころです。

 

大泣きしてもママが動じなければ、子どももあきらめます。実は、私の娘はこれをおじいちゃんにしていました。おじいちゃんに対して大泣きして、おじいちゃんが根負けしてしまうことが何度もありました。娘は幼少期に、「大泣きすれば許してもらえる」と思ったようで、かなり大きくなるまで大泣きしてどうにかしようとしていました。大きくなると、力も主張も強くなるので大人も対応が本当に大変になります。うちの失敗からも、できる限り子どもが小さいうちから、家族全員が「大泣きしてもおやつはあげない」という毅然な態度を子どもに見せてください。そして、「泣かなくて大丈夫」と抱きしめてください。

 

 

遊びをやめられないくらい集中しているということは本当に素晴らしいことです。子どもの気持ちに寄り添いつつも、生活の見通しを伝えながら、親子共に気持ちよく遊びを切り上げられるといいですね。

 

著者

保育士 中田馨

一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長


0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨“和の離乳食レシピ”blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。BLOG:「中田馨“和の離乳食レシピ”blog



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